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新刊『世界のなかのフランスのフェミニズム』フロランス・ロシュフォール 著 伊達聖伸 訳

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フェミニズムの大きな潮流を捉える

「いかなる社会や集団においても、あらかじめ定められたモデルなどは存在せず、女性の解放を訴える声は複数ある。その道のりは、一度きりの出来事で決まるようなものではない」(「日本語版まえがき」より)。
本書は、フェミニズムの歴史を世界規模で捉え、その多様性と発展を探究する。フランス革命期から現代に至るまでを三つの時代に分け、結婚、教育、参政権、生殖の自己決定権などのテーマを中心に、フェミニズム運動の進展とその背景を分析する。また、国際的な連帯や植民地主義などとの関係を描き、ブラック・フェミニズムやラディカル・フェミニズムの台頭も取り上げる。特にフランスにおいては、フェミニズムが国家形成や市民社会との関わりを深め、独自の歴史を築いてきた経緯を詳述する。
フェミニズム史を包括的に理解するための一冊。


[目次]

日本語版まえがき

序章 グローバルなアプローチ

第一章 男女平等の主張と女性の解放(一七八九年~一八六〇年)
 Ⅰ 人権(男性の権利)と女性の権利
   ―アメリカおよびフランスの革命の潮流
 Ⅱ フェミニズムと初期社会主義
 Ⅲ 改革派フェミニズム

第二章 国際化の時代(一八六〇年~一九四五年)
 Ⅰ ナショナルおよび国境横断的な集合的ダイナミズム
 Ⅱ 平等のための闘い
 Ⅲ 新しい女性たちと解放

第三章 男女平等と女性解放のために(一九四五年~二〇二〇年)
 Ⅰ 改革派フェミニズムの連続性
 Ⅱ フェミニズム運動のラディカルな刷新(一九六〇年~一九八〇年)
 Ⅲ フェミニズムの拡散と多様化(一九八〇年~二〇二〇年)

結論

謝辞
訳者あとがき
参考文献

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