

新刊『世界のなかのフランスのフェミニズム』フロランス・ロシュフォール 著 伊達聖伸 訳
¥1,540 税込
残り1点
なら 手数料無料で 月々¥510から
別途送料がかかります。送料を確認する
フェミニズムの大きな潮流を捉える
「いかなる社会や集団においても、あらかじめ定められたモデルなどは存在せず、女性の解放を訴える声は複数ある。その道のりは、一度きりの出来事で決まるようなものではない」(「日本語版まえがき」より)。
本書は、フェミニズムの歴史を世界規模で捉え、その多様性と発展を探究する。フランス革命期から現代に至るまでを三つの時代に分け、結婚、教育、参政権、生殖の自己決定権などのテーマを中心に、フェミニズム運動の進展とその背景を分析する。また、国際的な連帯や植民地主義などとの関係を描き、ブラック・フェミニズムやラディカル・フェミニズムの台頭も取り上げる。特にフランスにおいては、フェミニズムが国家形成や市民社会との関わりを深め、独自の歴史を築いてきた経緯を詳述する。
フェミニズム史を包括的に理解するための一冊。
[目次]
日本語版まえがき
序章 グローバルなアプローチ
第一章 男女平等の主張と女性の解放(一七八九年~一八六〇年)
Ⅰ 人権(男性の権利)と女性の権利
―アメリカおよびフランスの革命の潮流
Ⅱ フェミニズムと初期社会主義
Ⅲ 改革派フェミニズム
第二章 国際化の時代(一八六〇年~一九四五年)
Ⅰ ナショナルおよび国境横断的な集合的ダイナミズム
Ⅱ 平等のための闘い
Ⅲ 新しい女性たちと解放
第三章 男女平等と女性解放のために(一九四五年~二〇二〇年)
Ⅰ 改革派フェミニズムの連続性
Ⅱ フェミニズム運動のラディカルな刷新(一九六〇年~一九八〇年)
Ⅲ フェミニズムの拡散と多様化(一九八〇年~二〇二〇年)
結論
謝辞
訳者あとがき
参考文献
-
レビュー
(23)
-
送料・配送方法について
-
お支払い方法について
¥1,540 税込