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KaninのZINE『離婚って、ふしあわせ?』
¥1,100
※初版分完売のため増刷しました。 Kanin初めてのZINE『離婚って、ふしあわせ?』。 離婚当事者、別々に生きていく選択をした両親を持つ人、親が再婚を決めた子、未婚の人……さまざまな背景を持つ13人が「離婚」について語ったエッセイアンソロジー。 A5版・64ページ <執筆者一覧(掲載順・敬称略)> UNI(うに) 井元あや(シスターフッド書店Kanin 店主©) ほんだな アヤ 犬飼愛生 イヌコ COOKIEHEAD バーヌ 市川桜子 うちねこ 若林理央 京極祥江(シスターフッド書店Kanin 店主S) 横田祐美子
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kaninトートバッグ(ライトピンク×赤)
¥2,200
kaninオリジナルのトートバッグです。 mitsukiさんによるおなじみのロゴに、“women's bookstore”という文字をあしらいました。 11オンスのしっかり素材で肩掛けもできます。 マチつきでたっぷりはいります。1日の荷物はこれ1つでOKです◎ ・コットン100% 厚さ 11oz ・縦37cm 横36cm 持ち手47cm マチ11cm
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kaninトートバッグ(ターコイズブルー×黒)
¥2,200
kaninオリジナルのトートバッグです。 mitsukiさんによるおなじみのロゴに、“women's bookstore”という文字をあしらいました。 11オンスのしっかり素材で肩掛けもできます。 マチつきでたっぷりはいります。1日の荷物はこれ1つでOKです◎ ・コットン100% 厚さ 11oz ・縦37cm 横36cm 持ち手47cm マチ11cm
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ZINE『るるるるんvol.5ーかかとー』
¥1,500
住む場所も年齢も仕事も境遇も特に共通点のない三人が、「お題」をもとに小説を書く文芸ユニットるるるるん。 vol.5のお題は「かかと」。 ひとつの言葉から発想し、三者三様の世界観をもった小説たちは、ここでしか出会えない肌触りをもっています。 友達ではない、どのようにもカテゴライズできない3人のシスターフッドが、kaninはいつも気になり続けています。
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新刊『現代思想 2024年12月号 田中美津とウーマンリブの時代』
¥1,760
次代につなぐ「解放」の思想と実践 1970年に誕生し、日本のフェミニズムに多大な影響を与えたウーマンリブ。とりわけその「旗手」として知られる田中美津の遺した言葉は、記念碑的名著『いのちの女たちへ』をはじめ、世代を超えていまなお私たちの心を揺さぶってやまない。本特集ではその活動の軌跡を辿り思想の全貌に迫るとともに、日本のリブの多彩なありようを描き出す。 line2.gif [目次] 特集*田中美津とウーマンリブの時代 【こだまする肉声】 リブセンと田中さんと / 米津知子 表象になることを拒み続ける / 信田さよ子 ところがなんと美津さんは……?! / 鶴田桃エ 美津さんのこと / 脇坂真弥 【波間を照らす灯】 リブかフェミニズムか? / 上野千鶴子 日本の「ウーマンリブ」と田中美津――第二波フェミニズムの視点から / 江原由美子 田中美津という存在――男性社会における「制度化の罠」とフェミニストの自己嫌悪 / 海妻径子 【手渡されたものは】 言文一致体のリブ、あるいは一九七二年のバッド・フェミニスト / 水無田気流 リーンイン・フェミニズム批判と田中美津の〈どこにもいない女〉 / 菊地夏野 ウーマン・リブの思想、フェミニズムの言葉――田中美津を再読する / 鈴木彩加 【受けとめ、引き受けなおす】 田中美津の哲学――「とり乱し」と「出会い」 / 森岡正博 ウーマン・リブの身体論とその限界――田中美津の健康本を中心に / 橋迫瑞穂 五〇年前の#MeToo / 住本麻子 【いくつもの声とともに】 とり乱しの不/可能性――森崎和江とウーマン・リブ─田中美津の交わり、あるいはすれ違いについて / 大畑凜 〈東京こむうぬ〉の挫折を捉える視角――総括と評価との接合から見る / 村上潔 〝共に闘わん!〞――ウーマンリブにおける生理用品無料設置要求運動の活動と思想 / 柳原恵 『すばらしい女たち』にみる日本のレズビアン・フェミニズムの展開――ウーマン・リブとの関係に焦点をあてて / 杉浦郁子 恥を掻いてでも伝えたい――桐野夏生『オパールの炎』をめぐって / 内藤千珠子 【「私たちは忘れない」】 「リブ新宿センター」の資料を残す / リブ新宿センター資料保存会 【連載●社会は生きている●第二八回】 社会と自我 4――経験と記憶 / 山下祐介 【連載●現代日本哲学史試論●第一二回】 現代日本哲学史におけるふたつの論戦――永井と小泉、野家と高橋 / 山口尚 【研究手帖】 巻き込まれた哲学 / 佐々木晃也
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新刊『傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記』フランソワ=アンリ・デゼラブル 著 森晶羽 訳
¥2,970
フェミニズムを目撃する新しい紀行文学 「女性、命、自由!」デモの叫びが響くテヘランで、ニコラ・ブーヴィエの名著をたどり直す冒険が始まる──。 『世界の使い方』は〈僕〉にとって聖典のような存在だ。彼が旅した景色を自分で確かめるのが長年の夢だった。パリからテヘランに向かう飛行機では、一睡もできなかった。携帯電話にフランス外務省からの着信があり、イランで監禁される危険性を告げられていたからだ。 22歳のクルド人女性が、「不適切な服装」を理由に道徳警察に逮捕され殺害された……マフサ・アミニ事件をきっかけに、イラン全土で抗議運動が起きていた。そのデモ活動に参加した、同じくZ世代で16歳のニカ・シャカラミも被害に遭う。女性たちが髪を風になびかせながら抑圧に立ち向かう姿を目撃し、〈僕〉は、イランの過酷な現実を突きつけられる。砂漠が広がる大地の上、「死者の背後では千の心臓が鼓動する」。 テヘランからエスファハーン、ペルセポリスを経てザーヘダーン、サッゲズに至る縦断記は、傷ついた世界を生きる者のため「世界の傷口」に命がけでペンを差し入れる新しい紀行文学。アカデミー・フランセーズ賞受賞の作家の日本デビュー作。
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新刊『「ふつうのLGBT」像に抗して 「なじめなさ」「なじんだつもり」から考える』森山至貴 著
¥2,200
「もうLGBTなんてふつう」 って言っておけばいいと思ってない? 「ゲイコミュニティ」になじめないゲイという立場に留まることから見えてくる、うわべだけのセクシュアルマイノリティ理解を脱するための処方箋。 line2.gif [目次] Ⅰ なじめない私 第1章 居場所がしんどい、現場がこわい 1 問いとしての「エスノグラフィでなさ」 2 エスノグラファーは「あとがき」に何を書くのか? 3 裏返しのヒロイズム 4 懸命にゲイにならない 5 エスノグラフィでもよかった、かもしれない 第2章 「二丁目に捨てるゴミ無し」と人は言うけれど、 1 並立する複数の「イケメン」 2 あなた好みではないけれど 3 「専」の思想 4 拒絶を包摂する 5 選べる人、とその他大勢 6 ゆるやかな滑落 第3章 ないことにされる、でもあってほしくない――「ゲイの男性性」をめぐって 1 「の」は「も」でしかないのか? 2 「ゲイの男性性」=「従属的男性性」? 3 バトラーとセジウィック 4 「ホモズ」から「イカホモ」へ 5 女の男性性 6 「ゲイの男性性」が必要、なのか? 第4章 「LGBT」が「活用」されれば満足ですか? 1 現在性と歴史性 2 ネオリベラリズムへの取り込み 3 ネオリベラリズムとは何か 4 構造的差別を腑分けする 5 潜勢力を汲み尽くす Ⅱ なじんだつもりのあなた 第5章 「最近はLGBTをテレビや映画でよく見かけるし、時代は変わったよね」 1 「ブーム」という歴史認識 2 「LGBT」≠セクシュアルマイノリティ 3 都合のよい小道具 4 描く側/描かれる側 5 「リアルなLGBT像」 6 社会的カテゴリー 7 社会反映論 8 で、本当に時代は変わったの? 第6章 「どんな見た目でもいいじゃない、LGBTの人たちみたいに」 1 「多様な性を生きる人々の見た目は多様」? 2 性別二元論の構図 3 「らしさ」をめぐる苦闘 4 「選択」の焦点 5 身体と装いの二分法 6 「見え」への還元に基づく寛容 7 見て見ぬふりに抗して 第7章 笑っても地獄、笑わなくても地獄 1 笑えない下ネタは、それでものさばる 2 下ネタペンスルール 3 真面目さは封じられる 4 消極的な共謀 5 「われわれ」と「あっち側」 6 笑わないのは織り込み済み 7 ネガ下ネタ 8 向こう岸に泳いでいかない 第8章 「何に困っているのか教えてください」 1 聞く気に満ち溢れたマジョリティ 2 私はあなたの教師ではない 3 シーライオニング 4 積極的同意 5 (望むとおりには)聞こえません 第9章 「今度はインターセクショナリティが流行ってるんだって?」 1 「流行」を正しく後押しするために 2 方針として? 性質として? 3 誤解と曲解に応答する 4 「新しい言葉」に賭けてみる おわりに
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新刊『女たちがつくってきたお酒の歴史』マロリー・オメーラ 著 椰野みさと 訳
¥3,850
古代からず~っと、世界のいろんなところで、 お酒とお酒の文化は、女性たちがはぐくみ発展させてきたのです。 人間の歴史はいつでも「酒」とともにあった。あまり知られていないことですが、じつはその「酒」はいつの時代でも「女性」とともにあったのです。 発酵食品である「酒」は、飲料できる水もなく栄養事情の厳しい古代から、「食料」のひとつとして世界各地で女たちがつくってきました。古代メソポタミアでは酒の醸造は女たちの仕事でした。そして酒は進化していきます。中世の修道女はホップを加えたビールを生み出し、女性錬金術師が蒸留の技術を見出しています。世界のいたるところで、女たちが酒の製法を守り伝え、その愉しみ方もどんどん広め、豊かな飲酒文化をはぐくんできました。 ところが、酒と飲酒文化が発展し女性の存在感が増して経済力を生み出すようになると、男たちが取り上げて女たちを排除しようとする。中世では酒をつくり愉しむ女たちに「魔女」のイメージがかぶせられたといいます。でも、繰り返されるあの手この手の抑圧を闘い抜いて活躍した女傑たちはつねに存在していたのです。 古代から中世、近世、現代、そして21世紀の現在にいたるまで、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカ大陸、アジア、そして日本も含めた「女と酒」の知られざる世界史を、時系列に沿ってキーパーソンとなった女性たちの活躍を中心に、豊かなエピソードと軽快な辛口ユーモア満載でたどったユニークな一冊です。
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新刊『仕事文脈 vol.25』
¥1,320
SOLD OUT
特集1:どう、集まる? ばらばらの人たちが集まる 駅前で、会社で、公園で、オンラインで これまでと違うやり方で 集まる意味はどこにある? 同じ場所にいなくてもいい? 問いながら試す「集まる」のいろいろ 集うことを妨げる諸々のバリアたち 近藤銀河 場所じゃなくて居場所 鷹取愛 こんな風にも集まれる ―本読みデモ、ひとり街宣、ケアケア反省会 同志で集い、働く シスターフッド書店 Kanin/城山コーヒークラブ(SCC)/platform3 本と集まる 中岡祐介(三輪舎、本屋・生活綴方)/関口竜平(本屋lighthouse)/松村貴樹(インセクツ) コラム1:群山ブックフェアレポート/コラム2:ブックフェス始めてみた(Books&Something) 会議って何やってるんですか? 寺に集まる/寺に集める 渡邉英心さんインタビュー 実際に集まってみました 仕事文脈ピクニックレポート 特集2:ふつうに複業 物価と賃金のバランスがおかしい 暮らせないから、ふつうに複業 リスクヘッジ、自己実現、ライフワークとライスワーク…… 忙しいけど楽しい日もある だからこそややこしいのかも 「面白い」と「仕方ない」に挟まれた、複業の現在 いくつかのバイトと個人事業主を複業している私から苦しみの吐露を 山本佳奈子 わかりやすくなりたくない。 松本伸哉(ホホホ座/浄土寺センター) アンケート どんな複業していますか?―クリエイティブ職編― 非常勤講師匿名座談会 ◎連載 【新連載】文脈レビュー 演劇/映画/漫画/小説/エキシビジョン 仕事回文 杉野あずさ・みりんとおさとう 男には簡単な仕事 ニイマリコ 40歳、韓国でオンマになりました 木下美絵 虹色眼鏡 チサ/さようならアーティスト 「聞く」という仕事 辻本力 無職の父と、田舎の未来について。 さのかずや 文脈本屋さん blackbird books ほか
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ZINE『FROM THE HELL MAGAZINE volume.3』ayano 著
¥1,100
新卒一ヶ月で会社を辞めて無職無一文になってしまい実家に戻るか……と思った矢先、親と接すると死にたくなるようになってしまった私が絶望しながら自分を立て直そうとする日々を2024年6月〜11月までの日記とエッセイで綴っています。 以下抜粋✍️------ やらかしたなって思った時、母はなにか言う代わりに私の好きな料理をたくさん作る。 餃子でもモロヘイヤでもジャガイモとニラと卵の味噌汁でも、なんでもいい。私の好きなものはいっぱいあるし、その季節ごとの私の好きなものを作って、なんとか機嫌を取ってとりなそうとする。 言葉にしろよ、と思う。 察するにも限度があるし、それって甘えだと思う。察してあげない。許してない。 でも一緒に住んでると「生活」を続けるしかなくて、かたくなな態度をとり続けることなんて出来ないから、いつのまにか「許された」と都合のいい解釈を向こうがしてくる。「許した」ことになってて。 傷が適切に修復されないまま歪な形で塞がって開いてを繰り返している。 ---
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ZINE『マッチングアプリを読む』針山 著
¥600
中年女性がマッチングアプリをひたすらスワイプし、プロフィールを読み、メッセージのやりとりをした、どこにもいかない誰とも会わない出会わない、デスクリサーチのマッチングアプリの解説の書! 内容はマチアプでのエピソード、わたしが見つけた厳選プロフィール、オススメのマチアプ本などなど。ゲストは同居人ナナオさんです。
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ZINE『QI パートナーシップ読本』石渡紀美 著
¥1,000
この本は「パートナーシップ読本」というサブタイトルがついてはいますが、夫婦円満の秘訣とか、そういうことを書いた本ではありません。 パートナーシップについて、渦中の人が、また別の渦中の人や元渦中の人に話を聴いて、本にしました。 コンテンツは、詩、インタビュー、エッセイ、イラストなど。 パートナーシップを別角度から見直してみたい方。 他人のパートナーシップをのぞいてみたい方。 「この人じゃないかも」と一度でも思ったことのある方。 今のパートナーシップを進化させたい方。 ぜひ、読んでみてください! A5サイズ、38ページのかわいいzineです。 イラスト:はんこのこまち レイアウト:かわかみなおこ 発行人:石渡紀美
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新刊『おばあちゃんのガールフレンド』台湾同志ホットライン協会 著 小島あつ子 訳
¥2,750
SOLD OUT
次世代にバトンを繋ぐ 17名のレズビアンたちの声 本書は、55歳から83歳(インタビュー当時)までの年齢層、社会階層、職業、生活地域の異なるレズビアン17名へのインタビューをまとめたものである。 台湾では2019年に同性婚が合法化される過程で、多くの当事者がカミングアウトし、可視化された。教育現場でもジェンダー平等教育が進められ、若い当事者の意識や周囲の環境には著しい変化が見られる。だが、55歳以上の中高年の当事者は未だに声を上げにくく、彼ら彼女らに対するイメージも固定化されがちであった。LGBTQへの理解が不十分で、嫌悪感情も根強かった時代に不幸で孤独な日々を過ごしていたのではないかと考えられていたのである。だが実際、本書に登場する17名のレズビアンを見ると、著名な歌手から初期のレズビアン運動をリードした教員、結婚して子供のいる人、アメリカや日本で生活した人まで実に様々で、困難な時代をたくましく生きぬき、多彩な人生を送ってきたことがわかる。彼女たちの存在が次の世代にバトンを渡したことは確かだ。 インタビューを文章にまとめたのは、ホットライン協会のメンバーやボランティア、ライター、大学院生などで、レズビアンだけでなくゲイやバイセクシュアルも参加している。「序文」も充実しており、これまで知られていなかったレズビアン運動史の前史を明らかにした功績は大きい。 日本でもLGBTQというと、声を上げやすいのは若者世代であり、青少年支援の団体も広がっているが、55歳以上の当事者の存在は見えにくい。だからこそ、本書はクローゼットから出づらい中高年のレズビアンに連帯のメッセージを届け、この世代ならではの課題を共有することができるのではないだろうか。
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新刊『ジュリアンとウエディング』ジェシカ・ラブ 作 横山和江 訳
¥1,980
想像力豊かな、美しい世界を楽しもう! 『ジュリアンはマーメイド』の続編 おばあちゃんといっしょにウエディングパーティーにでかけたジュリアン。 ともだちになったのはマリソル。 ふたりのはなよめ、かわいい犬、 ケーキいっぱいの会場、花とキスとダンス。 「ねえ、ぬけだしちゃおう」と、マリソル。 ところが、たいへん! こまったことに……。 そこでジュリアンがおもいついた、 いいこととは?
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新刊『苦情はいつも聴かれない 』(サラ・アーメッド著、竹内要江・飯田麻結訳)
¥3,190
SOLD OUT
組織内のハラスメント、性差別、人種差別に対して声を上げた人々は何を経験するか。本書では大学に苦情を訴えた学生や教授陣など60名以上への調査をもとに、組織・制度・権力が苦情を阻止し無力化するメカニズムを解き明かす。進まない手続き、見かけだおしのポリシー、同僚からの警告、孤立、加害者とのお茶会、暴力のエスカレーション、「あなたの空想でしょう」、罪悪感、自分を信じられなくなること、そして連帯。膨大で痛みをともなう苦情の物語が伝えるのは、繰り返される歴史であり、組織や権力のはたらきについての学びであり、変革に向けての「すりきれた希望」だ。つぶさに耳を傾けることで生まれた貴重な記録。
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新本『 ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ』(いちむら みさこ 著)
¥1,540
著者は公園のテントに20年以上暮らし、ほかのホームレスたちと共に生きる場をつくりながら、ジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしてきた。本書では、公園や路上での生活や、ほかのホームレス女性たちとの営み、街の再開発とそれに伴うホームレスの追い出し、ホームレスへの襲撃などを伝え、現代社会の風景の中の「見えているのに見えないことにされているもの」「隠されているもの」「消されたもの」について、読者に語りかける。(装画:いちむらみさこ)
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新刊『J・J・J三姉妹の世にも奇妙な超能力』(チョンセラン著、古川綾子訳)
¥1,760
〈誰かが私たちの助けを待っている!〉なんでもない偶然、どうってことない超能力、たわいもない親切で、奇想天外な物語が回っていく!『フィフティ・ピープル』『保健室のアン・ウニョン先生』でおなじみの韓国の人気作家チョン・セランがつむぎ出す、愉快、痛快、やさしさいっぱいの冒険譚。 科学者のジェイン、アラブの建設現場で働くジェウク、年の離れた高校生の末っ子ジェフンの三姉弟。海でのバカンスから戻ると突然超能力を持ったことに気がつく。身に覚えのない、しかも“超”というにはあまりにもビミョーな“能力”に戸惑う三人。そして、「誰かを救え」というメッセージと小包が届く。いったい誰を…どうやって救えと!?
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ZINE『属性と集合体と、その記憶 アジア系アメリカとしてアジア系アメリカを考える』COOKIEHEAD
¥1,500
アジア系アメリカという集合体の記憶をたどりつつ、その集合体内での不和やほかの集合体との不均衡を考える。
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新刊『エトセトラ VOL.12 特集:戦争をやめる』
¥1,540
「止(と)めようとしたのに」と、あとから言いたくない。 いま、ここで戦争を拒むフェミニストたちの意思表示号。 パレスチナへのジェノサイドはいまだ終わらず、ロシアのウクライナ侵攻は続き、日本は沖縄を破壊しつづけ、各地で軍事化を進めている。フェミマガジン12号目は、これまで戦争を記憶し記録し、共に生きるために暴力に抗ってきたフェミニストたちの行動と言葉を集める。 戦争と女性史、軍事化にとりこまれるジェンダー問題、アートや詩で闘う表現者たち、各地で反戦活動するアクティビストたちの連帯の可能性など。戦争と地続きでしかないこの日常において、それぞれの「反戦」をつなげる特集号。論考、エッセイ、インタビュー、読者投稿ほか。
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新刊『女の子のための西洋哲学入門』メリッサ・M・シュー+キンバリー・K・ガーチャー 編 三木那由他+西條玲奈 監訳
¥3,630
SOLD OUT
これまでの「男性のための哲学」ではない、もうひとつの哲学へ。 「女の子」が成長し大人になっていく過程で考えるべき哲学の問いを解きほぐし、 「自由に思考を広げること」、そして「自分の力で考えながら生きること」の楽しさとかけがえのなさを説く。 女性哲学者たちがいざなう、かつてない哲学入門・画期的エンパワメントの書! あなたは、哲学の歴史のなかで、女性の哲学者の名前を10人挙げられますか? 3人ならどうでしょう? ほとんどの人にとって、それはむずかしいことなのではないでしょうか。 女性は長い間、哲学の分野で疎外されてきました。なぜなら、彼女たちの貢献は歴史的に男性たちの業績として扱われたり、あたかも貢献など存在しないかのように葬り去られたりしてきたからです。 本書は、女性哲学者たちが「自分が18歳から20歳くらいだった頃を振り返り、自分自身の疑問を見つけ、知的に成長しつつあるその時期に、どんな本があったらよかったか、そしてその本にどんな章があったらよかったか」というテーマで執筆した、新しい「哲学への扉」とでもいうべき本です。 女の子や若い女性を哲学的な思考へと招き入れ、哲学的に物事を考えてみるよう勇気づけるものです。 哲学に触れ始めたばかりのひとにもおすすめできるこの本は、哲学的な問いとは何か、そしてそれが女の子や女性の生活や人生にどのように当てはまるのか、幅広い視点と思考を広げていくヒントを提供します。 本書では、哲学のおもな分野(形而上学、認識論、社会哲学・政治哲学、倫理学)が扱われます。どこからでも読める章立てなので、構える必要はありません。ジェンダーと哲学の交差点について興味のあるひとにとって必ず役立つ1冊となるでしょう。 例えば、アイデンティティや自律といった自己のあり方、科学や芸術や疑いといった知のあり方、人種やジェンダーといった社会構造や権力関係が私たちの現実をどのように形づくるのか、そして、怒りや共感や勇気などの感情と倫理の関わりを現実の問題の中でどのように考えていけるのか。 2020年代の今を生きる私たちにとっても切実で、好奇心を刺激する哲学的なテーマを、生き生きと魅力的な文体で、親しみやすく説いていきます。 いままさに女の子であるあなた、あの頃女の子だったあなた、これから女の子になっていくあなた、女の子と見なされたことのあるあなた、女の子のことをもっと理解したいあなたへ──すべてのひとを歓迎する、私たちのための哲学への招待です。 この世界で何ができるか確かめてみよう。結局、自分のほかに誰も知識を与えることはできず、この世界も向こうの世界も理解するのは自分次第なのだから。自分のために感じ取り、学び、生きなければなりません。 (中略) 要するに、彼女の行く道は哲学の道にたどり着くものです。思索に満ち、慎重を要する、そして好奇心を掻き立てる道です。 (中略) あなたもこの輪に招かれているのです。 (「プロローグ」より) – 西洋哲学の歴史はおおむねシスジェンダーの、ヘテロセクシュアルの、白人の男性たちの思考の歴史でした。もちろん実際には優れた女性哲学者は何人もいたのですが、西洋哲学の解説のなかで彼女たちが話題になることは、ごく最近の哲学者の場合を除くとあまりありません。日本で西洋哲学について解説するひとも、ほとんどはシスジェンダーで、ヘテロセクシュアルで、人種的・民族的マジョリティの男性たちでした。そしてそうした男性たちが、自分自身の経験を具体例として挙げたりしながら、過去の男性哲学者たちの思想を引用し、哲学への導入を用意してきました。 だから、これまでの西洋哲学の入門書は言ってみればずっと『男の子のための西洋哲学入門』ばかりになっていました。男性が、男性哲学者の話を、男性である自身の経験を例として使いながら解説していたのです。そんな入門だらけだと、どうしても女性や女の子にとってはどうにも入りづらい門ばかりになってしまいますよね。だからこそ、この本はあえて「女の子のための」と銘打っています。もともとどの性別向けでもなかったもののなかに「女の子用」をつくるためではなく、もともと「男の子用」だった世界に「男の子用」でない場所をつくるためです(本当は『ノンバイナリーの若者のための西洋哲学入門』もあってしかるべきなのですが、残念ながらいまのところ実現していません)。 (「監訳者まえがき」より)
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新刊『メランコリーで生きてみる』アラン・ド・ボトン 著 齋藤慎子 訳
¥2,420
SOLD OUT
世界は不完全で残酷。 だからせめて、悲しみとうまく付き合おう―― 〈メランコリー〉には、現代社会を生き抜くヒントが満ちている。 哲学者アラン・ド・ボトンが、歴史、アート、宇宙、建築、旅……など35のテーマから探るその効能とは? 幸せの押し付けに疲れたすべての人へ送る、深い悲しみに対するなぐさめの書。 「メランコリー」と聞いて、どのような心の状態を思い浮かべるでしょうか。 憂鬱、もの悲しさ、気分の落ち込み、ふさぎ込み、哀愁……。 これらは誰もが抱く感情でありながら、目まぐるしい現代社会においては重要でないもの、あるいは治療の対象とされ、その効能は見落とされてきました。 しかし著者は「メランコリー」こそが、不完全な世界や思い通りにいかない自分の人生とうまく向き合い、よりよく生きるための最善の方法であると言います。 本書では、哲学、歴史、アート、宇宙、性愛、旅、建築、宗教など多様な35のテーマから、「メランコリー」に生きるヒントやその効能をひもときます。 人がたくさん集まるパーティーに出かけるよりも、しんとした宇宙や、いろんな国がたどってきた歴史のことを考えるのが好き。 ここではないどこかへ行きたいと願いながら、いざ美しい風景を目にすると途端に物悲しさがおそってくる。 毎日やるべきことをいっぱいにして自分を追い立てながら、日曜の夜に「自分にはもっと向いている仕事があるはずなのに」と考え込んでしまう。 弱っているとき、自分のなかの「内なる批評家」が人生のあらゆることにけちをつけ、不安を煽ってくる。 ひとつでも共感できることがあれば、ぜひ本書を手にとってみてください。 メランコリーな人は、人間が──だれよりもまず自分自身が──救いがたいことを知っている。完全な純潔さや汚れなき幸せという夢をあきらめている。この世界が、ほとんどの場合、恐ろしくてどうしようもないほど残酷なのを知っている。心を占めるさまざまな苦しみがまだ当分は続くことを知っている。それでもなお、絶望してしまわないよう必死にがんばっている。[…]苦しみに対する最善のその心構え、そして、疲弊した心を希望や善を失っていないものへ向かわせるもっとも賢明なその態度を、うまくとらえたことばがメランコリーなのだ。 (「園芸とメランコリー」より) 本書の原書は、著者アラン・ド・ボトンも主宰のひとりであり、ウェルビーイングに関する教育・出版活動を行う「ザ・スクール・オブ・ライフ」から刊行されました。 目次 はじめに 知性とメランコリー 向精神薬とメランコリー 孤独とメランコリー 達成とメランコリー 人口過剰とメランコリー 写真とメランコリー 母親のおなかのなかとメランコリー 天文学とメランコリー 風景とメランコリー 内向性とメランコリー セックスとメランコリー 性交後とメランコリー 歴史とメランコリー 正しさとメランコリー 恋焦がれとメランコリー パーティーとメランコリー 分裂スプリッティングとメランコリー ポスト宗教とメランコリー シェイクスピアのソネット二十九番とメランコリー 建築様式とメランコリー 思春期とメランコリー 五十歳とメランコリー 贅沢な気分とメランコリー 日曜の黄昏どきとメランコリー アグネス・マーティンとメランコリー 北斎とメランコリー 旅とメランコリー 人間嫌いとメランコリー 人類滅亡とメランコリー アメリカとメランコリー 家畜とメランコリー タヒチ島とメランコリー 政治的意見とメランコリー 内なる批評家とメランコリー 園芸とメランコリー 訳者あとがき 図版出典
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新刊『バディ入門 「ツレ」がいるから強くなれる!』トミヤマユキコ 著
¥1,870
どんなコンテンツからも二人組を見つけて愛でる私達。逃げ恥、ハガレン、あぶ刑事…恋愛より上位の特別な関係性を徹底解剖!
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新刊『不倫論 この生きづらい世界で愛について考えるために』鈴木涼美 著
¥2,090
結婚制度の限界に 窒息しそうなすべての人へ。 加害なき不倫は可能か? 世間を敵に回しても緊急事態でも やめられない営みの文化的、衛生学的考察。 ──島田雅彦 断罪も美化もしない。 「不倫」に向けた眼差しがここまで あたたかい本を読んだのは初めてだった。 ──紗倉まな 一夫一妻制(モノガミー)を問い、不倫について考えているうちに、いつの間にか既婚者になっていた作家による、結婚の外側と内側から見た不倫考。
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新刊『翻訳する女たち 中村妙子・深町眞理子・小尾芙佐・松岡享子』大橋由香子 著
¥2,640
SOLD OUT
翻訳する女がまだ珍しかった時代、 本に生き、言葉を探し、翻(ひるがえ)してきた女性たちのストーリー。 大人になる前に戦争を経験し、翻訳者も編集者もまだほとんど男性だった頃の出版界に飛び込み、半世紀以上も翻訳してきた女性たちがいる。児童書から文学、ミステリまで、読み継がれる数々の名訳を残す中村妙子、深町眞理子、小尾芙佐、松岡享子――丁寧なインタビューをもとに4人の翻訳家の人生をつづった、連載「“不実な美女”たち」(光文社WEB)待望の書籍化。 単行本への書き下ろしとして、フェミニズムの思想とことばを日本に紹介してきた、加地永都子、寺崎あきこ、大島かおりの章をあらたに収録。