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『森瑤子の帽子』島﨑今日子著

¥800 税込

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イギリス人の夫・3人の娘の母・性への渇望を描いた作家……流行作家・森瑤子は何のために書き続けたのか、彼女の周りにいたさまざまな人へのインタビューをもとに島﨑今日子が解き明かす。

店主Sが母の本棚にあった森瑤子の本を読み始めたのは中学時代。最初はエッセイから入り、「何このかっこいい人!」と夢中になりました。その後、創作も読んでファンに。高校の卒業文集には「森瑤子と山田詠美が好きなSちゃん」と書かれています。要するに、都会の匂いをキラキラさせる森瑤子に、田舎の高校生はすっかりイカれていたのです。

そんな森瑤子が、実は壮絶ともいえる私生活を送っていて、満たされることはついぞなかったのかも、と気が付いたのは、娘のマリアさんが書いた『小さな貝殻 母・森瑤子と私』を読んだのがきっかけ。本当はどうだったの……? とずっと思っていた時に出たのがこの本でした。

書き手はさすが、の島﨑今日子さん。流行作家の生きざま、結婚生活に苦しんだ女性記、などなどさまざまな読み方ができると思います。383ページと分厚い本ですが、一気読み間違いなし。

余談ですが、『第4の神話』で巧妙に森瑤子とフェミカンをくさした篠田節子氏を、店主Sは一生許しません……。

カバーに若干のすれあり
小口に傷あり

全383ページ
幻冬舎

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