新本『何卒よろしくお願いいたします』 イ・ラン/いがらしみきお著 甘栗舎訳
¥1,980 税込
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“「その話をやめなさい」という言葉は本当に嫌で恐い言葉ですね。”
COVID19のさなかに、2人の作家の間で交わされた往復書簡。震災、セウォル号事故、ネット空間での誹謗中傷、身近な人の死…痛みを伴いながらも、思索をやめない2人の話は続く。
対話を続けることの尊さをあらためて考えました。「ぼのぼの」の作者いがらしみきおさんの思慮深い言葉には心うたれますし、いつも気になる存在のアーティスト、イ・ランさんの世界の見方が本当に好きです。(店主©︎)
(以下タバブックス 内容紹介より)
尊重しあう2人の作家が交わした文章に、魂が宿り、ひとつの世界が形作られる
キム・ボラ『はちどり』監督
イ・ラン『私が30代になった』に、元々ファンだったいがらし氏に帯コメントを依頼して以降意気投合した2人。コロナ禍の1年にわたって交わした手紙は、神、経済、AI、哲学、社会、映画、音楽、家族、生きること、等々尽きることなく対話が広がる。本書は韓国・日本でそれぞれ出版することになり、韓国では昨年12月にメディアチャンビより刊行。日本版には、その後に2人が書いた手紙を収録。数々の苦難のなか交わされたことばは、深い思索と愛に満ち溢れ、読み手の胸に迫る。
私と、私が愛する友達にとって最も重要なことは「安全」です。それは、暴力の被害経験がある私には特に重要なイシューです。どんな人であれ、恐れることなく外に出かけられる世の中こそが、私の望む世の中です。
ーイ・ラン
苦難の中で生きている人は尊い人だと思います。誰にとって尊いのかというと、私にとってであるし、私以外の誰かにとってであるし、世界中の苦難の中で生きている人にとってです。
ーいがらしみきお
刊行日 2022年7月28日
全248ページ
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