『99%のためのフェミニズム宣言』シンジア・アルッザ、ティティ・バタチャーリャ、ナンシー・フレイザー著
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1%の富裕層ではなく、「99%の私たち」のために、性差別・人種主義・環境破壊のない社会を。研究の第一線でも活躍するジェンダー学者たちが、性の抑圧をもたらす現代資本主義の終焉を呼びかける。
「TED」でシェリル・サンドバーグの講演を聞き、そして『リーン・イン』を読んだ当初、実は店主S「そうだそうだ! 女もテーブルにつこう! どんどん出世しよう!」と思っていました。東京で正社員・子なし・海外出張も時々したりする人生を送っているうちに「人生が思うようにいかないのは頑張らないせい」という、よくある考え方に染まってしまっていたのです。
それを「ちょっと待てよ……」と思い始めたのは、子を産み時短勤務の契約社員になってから。そもそも「リーン・イン」できない立場の人もたくさんいるよ! 「リーン・イン」するためにはいろいろなことを外注せざるを得ないけど、自分の時給より高い外注なんてできないよ、そして安い時給の人にいろんなことを外注して、自分が「リーン・イン」するのも間違ってないか? 別に巨万の富も社会的地位もいらない、普通に仕事したら普通に生活できるだけの給料をくれ……。なぜ子を産んだとたんに配偶者に寄生する生活に転落しないといけないんだ? と思うようになったのです。
というわけで、この本はうんうんうん! と首がちぎれるほどうなずきながら読みました。反資本主義というと「社会主義/共産主義ひいては独裁政治を支持するのか?」と思われがちなのですが、この本を読めば「資本主義は本物の民主主義や平和と両立しない」ということが分かるはずです。
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