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新刊『結婚/毒 コペンハーゲン三部作』トーヴェ・ディトレウセン著、枇谷玲子訳
¥4,620 税込
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生前も死後も、デンマークの庶民から「トーヴェは私だ」と共感をもって読まれ、愛されつづける詩人・小説家トーヴェ・ディトレウセン(1917-1976)。コペンハーゲンの貧しい労働者地域に生まれた子ども時代、高校進学を諦め、メイドやタイピストの仕事を転々とする青春時代。そして詩集出版の夢が叶い、作家としての道が開かれてゆくが、有名になるにつれ、私的な生活は混乱をましてゆく。四度の結婚と薬物依存。記念碑的三部作を一巻にして贈る。
店主Sがトーヴェ・ディトレウセンに出会ったのは、20年前のデンマーク。語学学校の教材として『Barndommens gade』を読んだのがきっかけです。よちよち歩きのデンマーク語力しかないのに、辞書を引いてでも「読みたい」と思わせる内容と筆力に衝撃を受けました。
その後、『Gift』(この作品にも収録されている『結婚/毒』)を元義母から「絶対に好きだと思う」とプレゼントされ、夢中で読みふけりました。当時、結婚生活に四苦八苦していた自分の人生と重ね合わせたり、不幸になった宇野千代だな、と勝手に思ったり。読む人それぞれに読み方があり、しかも胸に迫ってくる大傑作だと思います。
お値段は正直高い。でも、「人生の1冊」になる方も多いはず。ぜひ読んでみてください。
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