-
新刊『その猫の名前は長い』イ・ジュヘ 著 牧野美加 訳
¥2,310
SOLD OUT
見過ごされてきたけどよく知っている、中年女性の「ある感覚」を掬い取る短編集 「何がしきりにわたしたちを臆病者にさせるのだろう。わたしたちを絶えず孤立させ、ああはなりたくないと人に思わせ、軽蔑されやすい顔に変貌させ、何かを証明しなければと常にみずからを追い立てる。この病の名は何だろう。」(本文より) 子育てと家事の合間を縫って育んだ中年女性の友情に入る亀裂を描く「わたしたちが坡州に行くといつも天気が悪い」、妻の外見を愛し内面を見ない夫の視点で描く「夏風邪」、若くして家計を担い働く娘が先輩女性社員に抱く淡い恋心を描く「その猫の名前は長い」など、生活のリアリティが滲み出る繊細な物語9作品。 主婦をしながら英米文学の翻訳家となり、アドリエンヌ・リッチやエリザベス・ビショップらに影響を受け小説を書いた著者の初邦訳。牧野美加の美しい翻訳文、大阿久佳乃による英米文学作品と本書の関わりを解き明かす大充実の解説(20P)付。 海が隔てる隣同士の国に暮らすあなたはわたしじゃない、でも、あなたはわたしでもある。社会の常識や家父長制に押しつぶされる痛み、その中でだれかと視線を交わし手を取りあうことの心強さとありがたさ。確かな細部と繊細な記憶を積み重ね描かれる本書は、正気を保つのが難しい世界に生きるわたしたちのための1冊だと思う。 小山田浩子(小説家) 「わたしたち」は単純ではない。それどころか、差異を抑圧する危険性もはらむ。「わたしたち」にならなくては「あいだの差異」をなくすことはできないが、「内なる差異」を抑圧しないため、「内なる差異」を意識的に見つめることを怠ってはならない。リッチも、ビショップも、イ・ジュヘも私もそれぞれの「位置」をもつ。差異を探るため、そしてその上でなぜ「わたしたち」を「わたしたち」と呼べるのか、呼ばなければならないかを見極めるため、彼女たちを読まなくてはならず、知識以上のものに面と向かわなくてはならない。 大阿久佳乃(解説より)
-
新刊『KAGUYA Planet No.2 特集 パレスチナ』
¥1,650
SOLD OUT
SFレーベルKaguyaによるマガジン、KAGUYA Planet。No.2の特集は「パレスチナ」。 2023年10月7日以降、イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃が激化しています。 日本でSFに携わるメディアとして果たすべき責任は何か。そう考えて、これまで日本にあまり届けられてこなかった、パレスチナのSFを紹介する特集を組みました。 特集では、パレスチナ人作家、パレスチナにルーツのある作家による、パレスチナを舞台にした小説を掲載している他、編集部による解説やテーマに関連したコラムを掲載しています。 また、売上の一部をUNRWAに寄付いたします。
-
新刊『少女人身売買と性被害』長谷川まり子著
¥1,980
SOLD OUT
新潮ドキュメント賞作家の集大成。 ネパールだけで、年間7千人もの女性がインドの性産業に人身売買されている。10代で見知らぬ男の相手をさせられる性被害の極致。生き地獄のような日々のなか、心身を病んでいく女性たちがいる。貧困と女性差別を背景とした被害は後を絶たず、コロナ後、被害者は増加傾向にある。認定NPOの代表として、取材者として30年近く問題に向き合ってきた著者が、長期間の取材をまとめた。日本・インド・ネパールの国際NPO・NGOの連携によって見えてきた、心と体に深刻な傷を負った女性たちの売春宿からの救出と回復へ向けたケア、被害予防の試みと必死に生き抜く女性たちの姿をルポ。第7回新潮ドキュメント賞受賞作『少女売買 インドに売られたネパールの少女たち』のその後と16年後に見えてきた、自立へ向けた希望の光を描く。
-
『エトセトラVOL.11』(特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年)
¥1,540
SOLD OUT
110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、 根幹的な変化があった2023年の再改正。 その7年のあいだ、現場を見てきたライターの小川たまかとともに2つの刑法改正をふりかえり、 日本で性暴力とたたかい、改正を成し遂げた当事者、支援者、フェミニストたちの活動を記録に残す。 法曹、ジャーナリズム、研究、医療、性教育、表現、運動…etc.それぞれの場で 社会を変えようとしてきた声を集めた特集号。エッセイ、インタビュー、座談会、読者投稿など。
-
新刊『女友達ってむずかしい?』(クレア・コーエン 著 安齋 奈津子 訳)
¥2,178
SOLD OUT
女の友情は"一生モノ"、それとも"ハムより薄い"? 「女性同士の友情」をめぐる俗説を、取材や学術的考察をまじえて解きほぐし、息苦しくない「友だち関係のあり方」を提案する。
-
新刊『子どもと女性のくらしと貧困 「支援」のことばを聞きに行く』中塚久美子 著
¥2,200
SOLD OUT
それ、やりたい「支援」になっていませんか? 子どもや女性の貧困に向き合い、当事者に伴走を続けている大阪の2人の女性に焦点をあて、支援や寄り添いの在り方を考える。 「支援」における主人公は、助けてほしいと声を上げた人。 寺内順子さん(シンママ大阪応援団) 大事なのは安心安全。説教はいらない過去は聞いても変わらない。 辻由起子さん(シェアリンク茨木) 「制度を守って人を守らず」ではなく、人を「人」として大切にする。
-
新刊『選択的夫婦別姓』(寺原真希子 ・三浦徹也著)
¥748
SOLD OUT
夫婦で姓を同じにすることが、当たり前だと思っていませんか? 女性が名前を変えるのが当たり前だという気持ちがありませんか? 実は、夫婦で姓の統一を強制されるのは、世界中で日本だけなのです。なぜ日本では、こうした古い制度が残っているのでしょうか? 今後の結婚における「名前」の問題、一緒に考えませんか?
-
新刊『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書』(飯田育浩著)
¥2,200
SOLD OUT
「夫婦別姓は日本の伝統だから守るべき」。そんな声が聞こえたときに「伝統っていつからなんだろう」という疑問を感じたことはないでしょうか。本書は職業や結婚など12のトピックを古代から現代まで紐解きました。各テーマの歴史的経緯をわかりやすく解説します。
-
新刊『テヘランのすてきな女』(金井真紀著)
¥1,980
SOLD OUT
謎めいた国・イランで、女たちの人生を拾い集めた。 女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。詩を愛するが、酒はない。謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入! スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc...。ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。
-
新刊『春を売るひと ――「からゆきさん」から現代まで』(牧野宏美著)
¥2,200
SOLD OUT
島原半島からの密航。米軍基地の脇で、そして現代の夜の新宿で。彼女たちは何を思い、どう生きて来たのか。「からゆきさん」「パンパン」ー 娼婦、売春。最後の証言者たちの声を追い、120年にわたるその真実の姿と命に迫る。共感を呼ぶまったく新しい女性史の誕生。
-
新刊『それ、フェミニズムに聞いてみない?』(タビ・ジャクソン・ジー、フレイヤ・ローズ著、惠愛由訳)
¥2,420
SOLD OUT
現代の女性が直面する日常生活の疑問や課題をフェミニストの視点から掘り下げる、現代版フェミニズム案内書。恋愛や仕事、テクノロジーやメディアの性差別など、幅広いテーマを取り上げ、ベル・フックスからボーヴォワールまで、さまざまなフェミニストの考えを解説。時代とともに変化するフェミニズムの姿を通じて、自分の立場と考え方を見つめなおすための一助となる一冊。
-
新刊『男はなぜ孤独死するのか』トーマス・ジョイナー 著 宮家あゆみ 訳
¥2,420
SOLD OUT
男性は女性に比べて自殺する率が高い。その一つの要因に、男性が孤独になりやすい性質を持つことがあげられる。では、なぜ男性は孤独に陥るのか? 男性が孤独による死のリスクから逃れるにはどうすればよいのか? 自分の父親を自殺で亡くした経験を持ち、自殺問題についての第一人者が、豊富な臨床データと心理学のエビデンスに基づき、孤独死を避けるための具体的な処方箋を提示する実用書。 孤独を引き起こす3つの要因を自覚せよ! 1.男は対人スキルを学習しないまま大人になる 2.男は自立を重んじプライドが高く、人の手を借りるのが苦手 3.男は家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する →ゆえに孤独死する確率が高くなる。 本書の解決策をいまから実践してみてください!
-
新刊『ブラを燃やす。恋をする』アルフィ 作 ハナ 訳
¥2,420
SOLD OUT
"友達”なら、こんなに傷つかないーー 女性どうしの「ままならぬ」恋を描く韓国発のグラフィックノベル! 「読書サロン」主宰の安田葵さんの解説を収録 アジアルーツの漫画を紹介するKGBシリーズの第三冊。
-
新刊『マチズモの人類史 家父長制から「新しい男性性」へ』イヴァン・ジャブロンカ 著 村上良太 訳
¥4,730
SOLD OUT
らしさとはつねに、歴史の産物にすぎない。革新的な歴史叙述で知られるフランスの歴史学者が旧石器時代からの歴史をたどりつつ、男性性がいかに構築されてきたかを時代ごとに検証。時代遅れの家父長制に訣別し、あらゆる人びとの自由と平等を説く変革の書。
-
新刊『世界ではじめての女性大統領のはなし』ラウン・フリーゲンリング 著 朱位昌併 訳
¥2,090
SOLD OUT
14年連続でジェンダーギャップ指数1位となった北欧アイスランド。世界初の女性大統領を生んだのもこの国だった。自分と社会を信じて行動した彼女の驚くべき人生を描く評伝的絵本。
-
新刊『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河 著
¥1,980
SOLD OUT
ようこそ、私たちのパーティーへ。 ゲームをつくり、プレイし、プレイし損なう。そのすべてがフェミニズムの実践たりうると教えてくれる。 ──三木那由他(哲学者) 遊び倒したはずのあのゲーム、俺は何も見てなかったのかも、と思い知る→またプレイしたくなる←批評の力! ──宇多丸(RHYMESTER) 「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズム・クィアの視点でビデオゲームを読み解く画期的なエッセイ! 「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より)
-
新刊ZINE『28歳、抵抗の自由研究』銀の森 著
¥1,210
SOLD OUT
28歳会社員の著者が、たどり着いたフェミニズムの考えをもとに書いたエッセイを集めた全170ページのZINE。 韓国ドラマやタイドラマ、生理のこと、就活のこと、非婚主義についてなどを考えながら、日々抵抗を続ける生活の記録。
-
新本『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』 アンジェラ・チェン著 羽生有希訳
¥2,750
セックスって本当に必要? 交際・結婚していたらセックスするのは当たり前? 「男らしく」あるために、男がセックスを主導しなければというプレッシャー。 恋愛と友情を区別するのはセックスなのか。 同性同士の恋愛ではいつもセックスが中心にされる。 フェミニストはいつだって性的に奔放? 「性的に抑圧されているムスリム女性」「性に関心のない障害者」「おしとやかなアジア人女性」というステレオタイプとアセクシュアルの狭間で葛藤。 恋愛、障害、フェミニズム、男らしさ、アイデンティティ、人種── ロマンティック・アセクシュアルの当事者である著者が、「他者に性的に惹かれない」というアセクシュアルの視点から、私たちの常識を揺さぶる。 著者の経験と100人のインタビューにもとづく唯一無二のルポエッセイ。 (左右社 内容紹介より) 2023年05月19日発売 全448ページ
-
新刊『未婚じゃなくて、非婚です』(ホンサムピギョル著、すんみ・小山内園子訳)
¥1,980
結婚しないって言ってたあの子、一人で楽しくやってるって ロイター、ABC、ブルームバーグなど海外メディアで注目! 韓国の「非婚」ムーブメントを代表する話題の2人組YouTuber、初エッセイ ●結婚したくて仕方なかった私はなぜ非婚主義者になったのか ●「二重の手術と矯正が必要」? ルッキズムと脱コルセット ●かつての恋人からの激しい束縛とガスライティング ●毎月10万円以上費やして「自己破壊的な推し活」をしていたアイドルオタク時代 ●フェミニストになってから親友と疎遠になった ●職場にバレた非婚YouTuber活動
-
新刊『ひとりみの日本史』大塚ひかり 著
¥1,980
SOLD OUT
日本の歴史を貫く「ひとりみ」の思想—— 結婚は特権階級の営み、実は結婚できない人が大半だった! 卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う。 「独身」や「結婚」、「家族」の概念を覆す、驚きの日本史!
-
新刊『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』イ・ジンスン 著 伊東順子 訳
¥2,420
SOLD OUT
韓国社会の片隅で確かな光を放つ人々の声を通して、韓国社会の今を映しだすインタビュー集
-
新刊『性差別の損失 なぜ経済は男性に支配され、女性は排除されるのか』(リンダ スコット著、月谷 真紀訳)
¥3,080
SOLD OUT
男女賃金格差、ジェンダー平等、少子化など、今話題のテーマ、緊急に解決しなければならない問題、それらの本当の原因とは何か。小手先の政策だけを振り回す政治の問題も含めて、根本的に解決したいのなら、その真の原因に対処しなければならないことが明確にわかる。そう、男性には耳が痛いが、片方の性がすべてを牛耳ってきたため、女性が不利な立場に置かれているのだ。既得権も含めて、女性に権利を渡そうとしない男性側の問題が大きく影響している。しかも女性でさえも男性に依存する権利を主張し、これらの問題解決に抵抗さえしているのだ。はたしてフェミニズムはあらゆる女性の価値観を包含できているのだろうか。そして、家父長制のことを甘く見すぎていないだろうか。 本書はこうした問題について世界規模で実地に体験、研究してきた著者により真の原因を明らかにし、それによる巨額の損失が起きている事実をデータを基に突きつける。 ●女性に高等教育を受けさせないことで、世界経済は30兆ドルの損失を被る ●地球上の耕作可能地の80%は男性が所有し、富の独占を行っている ●男女の賃金格差は市場が偶然にもたらしたものではなく、1970年代に子どもを持つ母を家庭に留めようとした保守的な社会政策に起因する(イギリスの平等賃金法など) ●子どもをもうけると平均して10年にわたり収入が40%ダウンする(働くアメリカの母親、母親ペナルティ) ●イギリスには1年間の有給休暇があるが、出産から10年後に40%の減給となる(イギリス) ●長期の産休制度があっても、伝統的に子どもは家庭で育てるものだと考え、子どもを預ける施設を作らないから、それを利用できず、「ヨーロッパの老人ホーム」「子どものいない国」となった(ドイツ) ●育児支援政策があるデンマークとスウェーデンでも、出産から10年後に給料が約21%と27%下がっている(デンマークとスウェーデン) ●なぜ長期の育休は女性に不利益になりかねないか?(昇進させない) ●なぜ男女平等を推進する政策はまったく役に立たないのか? ●「男性の連帯」がいかに根強いか(採用、育成、人事管理、昇進、給与慣行に関して)
-
新刊『読書と暴動 〜プッシー・ライオットのアクティビズム入門』ナージャ・トロコンニコワ 著 野中モモ 訳
¥2,860
SOLD OUT
ロシアのプロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワが2018年に刊行した『Read & Riot』の翻訳本です。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入や、母国ロシアでプーチン政権批判を示すためのゲリラ・ライブの敢行など、センセーショナルなパフォーマンスで知られるプッシー・ライオットの結成の経緯から獄中生活までを綴りながら、そうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える充実の内容の1冊。
-
新刊『ノンバイナリースタイルブック』(山内 尚著)
¥1,650
SOLD OUT
皆さん服とどう向き合っていますか? 自由な、しっくりくる「装い」で、日々生きることができていますか? この本を書いたのは、男女二元論で説明しきれない性別を生きる、ノンバイナリーの山内尚さんです。漫画家としても活躍中の山内さんは、服が大好き。しかし、自分にとって心地いい服と出会うまでの道のりは、けわしい獣道でした。 服屋さんの多くはメンズとレディースにはっきり分かれていて、最近では性別を問わない〝ということになっている〟ユニセックスの服も増えてきたものの、そもそもこの三分類がしっくりこないと感じている方も、案外いるのではないでしょうか。 この本では、62点のファッションイラスト、4つのコラム、2つのマンガ、5本のエッセイがフルカラーで収録されています。あらゆる表現を駆使しながら、ノンバイナリーであること、ノンバイナリーにとっての装いの問題など、さまざまなテーマに向き合った贅沢な一冊です。