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  • 新刊『砂の境界』ギーターンジャリー・シュリー 著 藤井美佳 訳

    ¥2,860

    SOLD OUT

    国際ブッカー賞受賞! 80歳の母が、家を出た。 行き先は、越えられるはずもない 国境の向こう側。 夫を亡くし沈んでいたはずの母が、ある日突然起き上がる。ヒジュラーの友と時を過ごし、娘と旅する先はインド・パキスタンの国境線。カラスは喋り、路は目撃し、神話や哲学も語り出す。あらゆる境界を越え母は進むーー 不可視化された女性の無限を描く、インド作家初邦訳。 「母が踏み出す旅は、何百万人もの人々が歩んだことのある旅だ」――ガーディアン

  • 新刊『なかよしビッチ生活』とれたてクラブ 著

    ¥1,870

    SOLD OUT

    恋愛は政治。 異性愛生殖至上主義にサヨナラ! からだにしみ込んだ「フツー」を脱ぎ捨てて、地獄なこの世であきらめずに生きていく。ビッチでクィアなフェミニスト・コミック。 (収録作) 失恋した超恋愛体質のユミコ、結婚前提で7年付き合った彼氏と別れたタマヨは、SNSのアジアBLドラマ界隈で出会い、意気投合してお隣に住んでいる。性愛・恋愛の関係ではないパートナーとしてqueenのような生活を共にするふたりだが、ある日ユミコが「セックスをしたいです」と切り出して……。(「なかよしビッチ生活」) アロマンティック、アセクシュアルのチィとマリ、ポリアモリーでシス男性の純。大切な人を守るため、異性愛婚姻生殖至上主義=恋愛をやってみたら⁉︎(「クィアざんまい」) ほか、番外編「ワタシってディーバディーバしてるから」「目ざせ!!DIVAに殺されない元カレ」も収録!

  • 新刊『日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム』水口良樹、洲崎圭子、柳原恵 編

    ¥1,650

    SOLD OUT

    本書は、国際シンポジウム「日本から考えるラテンアメリカとフェミニズム」 (2024年8月3日開催、 ラテンアメリ力探訪200回記念企画実行委員会・立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会 共催)がもとになっています。 文学、哲学、政治学、文化人類学、地域研究といった各分野の専門家が、ラテンアメリカのフェミニズムシーンに関する書き下ろしコラムなど多数執筆。 さらに「資料集」として、文学、音楽、映画、書籍、Web論文の情報をまとめました。 「日本から / 日本語で」ラテンアメリカとフェミニズムを考えるという視座のもと編まれた本書は、 欧米に目が向きがちな日本のフェミニズムやジェンダー研究を異化する視点を提供してくれるでしょう。 家父長制とグローバルな新自由主義が結びつき、生活の不安定化が進むラテンアメリカ。 でも、それらに立ち向かうラテンアメリカ発の力強いフェミニズムの思想や活動は、日本の私たちにとって大きな示唆を与えてくれる可能性を秘めています。

  • ZINE『The Broken Heart at the Center of Comics - コミックの中心にある傷ついた心』

    ¥1,000

    SOLD OUT

    Black Josei Pressが昨秋発行したマガジン、「The Gladiolus Magazine 」内所収され、ジンとなった コミック作家アシャンティ・フォートソンが紡いだコミック作家4名による「燃え尽き症候群」の体験談を綴るエッセイ集。 クリエイティブな仕事に就く方々ならきっとだれもが経験する、不本意な労働搾取や求められる短納期。それらを欲望する現代の資本主義社会とクリエイティブワークにも、経験談から迫ります。

  • 新刊『わたしは なれる』サンギータ・ヨギ 作 小林エリカ 訳

    ¥3,960

    SOLD OUT

    民族アーティストの絵や伝統的なシルクスクリーン印刷を用いるなど、世界一美しい本を作るといわれているインドのタラブックス。 この絵本もインドで印刷製本され、アーバン・フォークを受けつぐサンギータの躍動感あふれる美しく楽しい絵が踊る。 幼くして嫁いだサンギータが労働の合間に、「やりたいことを自由にやれ、なりたいようになれる」遠い世界の扉を開いてくれる 「これからの女」たちの絵を描きつづける。しなやかな想像力で厳しい現実と闘いつづける抵抗のアート本。 この本を手にすれば 絵が、本が、ひとりの人を、社会を、世界を、変えることができるかもしないと、信じることができる(訳者:小林エリカ)

  • 新刊『ふたり暮らしの「女性」史』伊藤春奈 著

    ¥1,980

    SOLD OUT

    彼女たちの涙の意味が、ふとわかる瞬間がある。 明治・大正・昭和――およそ100年前、結婚ではないパートナーシップを選びとった女性たちがいた。 残された数少ない資料と貴重な証言を手がかりに、その知られざる歩みをたどる。 ******************** 脚本家・吉田恵里香さん推薦! 女が「普通」の道から外れると、なぜか事細かな理由や背景を求められる。 誰かが縛った「普通」ではなく、人生の選択肢や彩りは自分で決めるべきだ。 この本には自らの道を進んできた愛と傷の歴史が詰まっている。 ******************** 「「女性」を歴史に残すこと、歴史のなかの生活が軽視されがちなこの社会で、ふたり暮らしを実践した人たちの、消えそうな足跡をたどってみたい。」 【目次】 序章 ふたりだけの部屋で生きる 第1章 語られなかったふたり暮らし――人見絹枝と藤村蝶 第2章 帝国日本とふたり暮らし――飛行士たち 第3章 主従関係とふたり暮らし――五代藍子と徳本うめ 第4章 語り継がれるふたり暮らし――斎藤すみと"芳江"

  • 新刊『「女子マネージャー」の社会学』関めぐみ 著

    ¥3,300

    SOLD OUT

    マネージャーをはじめとする学生スタッフは大学運動部活動にとって欠かすことのできない存在である。しかし、スタッフたちはしばしば選手たちと対等な関係性ではないと感じることがあるという。 本書では、マネージャー、トレーナー、アナライジング・スタッフ、チアといった大学アメフト部のスタッフの語りから、日々の膨大な「ワーク」の実態、そして大学運動部の構造的な課題を明らかにする。 スタッフと選手の対等な関係性の構築のためには、何が必要なのか? そして、スタッフたちの献身的な働きによって支えられている大学運動部は、今後、どうあるべきなのか?  社会学的な視点から、大学運動部の在り方を問いなおす。 ドロシー・E・スミスによって創始され今後もさらなる研究が期待されている〈人々のための社会学〉、インスティテューショナル・エスノグラフィーに依拠した、本邦初の経験的研究。 女子MGをはじめとする学生スタッフ一人ひとりが、ただそこにいるだけでもエネルギーをつかうような自らの置かれた立場を問い、自らの集団や組織と向き合い、社会の側に変革を迫る運動は、それぞれの場所から始められる。(第8章より)

  • 新本『〈化外〉のフェミニズム 岩手・麗ら舎読書会の〈おなご〉たち』(柳原恵著)

    ¥3,960

    国家統治のおよばなかった辺境の地〈化外〉に生まれ、集い、語り、書いた麗ら舎の〈おなご〉たちのライフストーリーを通して、新しい日本女性運動史を描く。今、〈化外〉のフェミニズムとして、自前の声で、日本の近代化を問い、フェミニズムに新たな視座を切り拓く。

  • 新刊『共働きと男性の家事労働』(久保桂子著)

    ¥2,640

    SOLD OUT

    労働市場への女性の進出が進むなかで、男女の伝統的役割を見直し、男性に家事役割を求める声が広がっている。しかし家事労働の分担は妻に大きく偏っている。本書では夫の家事・育児分担の実情を検討し、夫の関わりを高め、稼得役割・家事役割を夫婦で分かち合うための方策を検討する。

  • 新刊『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を。』小川たまか 著

    ¥924

    SOLD OUT

    「わたし」を奪われずに生きるために。 性暴力被害、ジェンダー格差、年齢差別、#MeToo……    社会から軽く扱われてきた暴力に声を上げ続けた記録。 文庫版新章「自由のほうへ行くために」を増補! 社会から隠されてきた小さな声を丹念に取材し続ける著者が、わたしたちに降りかかる「らしさ」の呪いを断ち切り、生きづらさを理解するための新たな補助線を書き加えていく。性暴力被害やハラスメント、痴漢犯罪、#MeToo、2017年と2023年に行われた性犯罪刑法改正──。この不合理な世界で闘うあなたを決してひとりにしない、レジスタンス・エッセイ。新章「自由のほうへ行くために」を増補。 この社会を見る角度や場所を変えなければいけない。 その周辺で何が起きているか見つめなければいけない。 ――(本文より)

  • 新刊『彼女たちに守られてきた』松田青子 著

    ¥1,980

    SOLD OUT

    大好きだった児童文学やドーナツの思い出、“タメ口おじさん”や古くさいマニュアルへの違和感。私たちを勇気づけるエッセイ集。

  • 新本『地域女性史への道 祖母たち・母たちの物語を紡ぐ』(折井美耶子著)

    ¥1,980

    SOLD OUT

    歴史の表舞台に現われない地域の女性たち、祖母、母たちの歩みを残したい、との女性たちの思いを束ねて、まとめた地域女性史研究のすすめ。文字資料の少ない女性たちから聞き取り、集めた貴重な声・資料保存の緊急性を提言。地域女性史研究を志す人への応援歌・必携の書。

  • 新刊『ウィッチンケア vol.15』

    ¥2,200

    2010年4月創刊の文芸創作誌「ウィッチンケア」(Witchenkare)は今号で第15号となります。発行人・多田洋一が「ぜひこの人に」と寄稿依頼した、47名の書き下ろし作品が掲載されています。書き手にとって、小誌はつねに新しい創作のきっかけとなる「試し」の場。多彩な分野で活躍する人の「いま書いてみたいこと」を1冊の本に纏めました。 目次   008  綿野恵太/ロジスティクス・ディストピア   014  藤森陽子/だいたい蒸籠で蒸すといい   018  渡辺祐真/無益評論家として生きていく   022  木俣冬/イケメンという言葉の黄昏に   028  カツセマサヒコ/宙を跳ぶ   038  関野らん/死者の尊厳   042  木村重樹/『いなくなっていない親友』のこと   048  山本アマネ/いつも読書の途中   052  鶴見済/推す気持ちがわかっていない   058  武塙麻衣子/ひょうすべ   064  加藤一陽/俺のヰタ・セクスアリス   070  朝井麻由美/エモーショナル・ドリーム   076  中野純/男性の乳首には隠す価値がある   082  早乙女ぐりこ/蜘蛛と鬼ババ   088  武田砂鉄/クリーク・ホールディングス 漆原良彦CEOインタビュー   094  内山結愛/散歩、あるいはスーパーマーケットとTwitter   098  佐々木敦/おそらく実現されることはないであろうわたくしの夢のひとり出版社の、もしも実現したとしてもおそらく実現できることはないであろう、夢の刊行予定リスト   102  オルタナ旧市街/氷を踏む   106  清水伸宏/給水塔 もしくは、ヒマジン・オール・ザ・ピープル   112  絶対に終電を逃さない女/ちょっと疲れただけ   118  長谷川町蔵/ミックステープを聴いた朝   124  かとうちあき/宇宙人に会った話   128  多田洋一/山崎さんの殺人事件   140  星野文月/野良犬に月   146  コメカ/カニ人間   152  小川たまか/記録と記憶と証言   158  武田徹/いくじなしのむうちゃん!   162  蜂本みさ/編み物前線   168  宮崎智之/補欠論   174  3月クララ/ここから始まる   178  稲葉将樹/下妻〝書店〞物語 1980年代   184  すずめ園/幸せにしてあげる   190  荻原魚雷/先行不透明   194  仲俣暁生/橋本治の書物観   198  トミヤマユキコ/ひとりっ子という生き物の宿命   202  吉田亮人/小さくて、美しい   206  野村佑香/はじめの一歩   212  久禮亮太/フラヌール書店二年目の日々   218  うのつのぶこ/生きててくれればそれでいい   222  武藤充/チャネラー・足立幸子さんとの出会い   226  ふくだりょうこ/お薬をお出ししておきますね   230  我妻俊樹/スクールドールズ   236  美馬亜貴子/生存学未来論   242  久保憲司/アーティフィシャル・インテリジェンス   248  谷亜ヒロコ/折田さんは自分推し。   252  柳瀬博一/日本は東京以外でできている   260  東間嶺/(概略)アプデしない生き方のせいで殺されてしまった先生とわたしに関するおおよそ4000字のテキスト。   266  参加者のVOICE   274  バックナンバー紹介

  • 新本『反「女性差別カルチャー」読本』

    ¥1,100

    SOLD OUT

    女性差別的発言、誹謗中傷、攻撃、からかいなど、SNSやメディア、リアルの生活において女性差別を「ネタ」として扱う、いうなれば「女性差別カルチャー」はなぜなくならないのか。この問題について研究、メディア、書店など多様な立場の執筆者たちがさまざまな形で考察した、読み応えある論考集です。 【目次】 小林えみ ハトシェプスト 小山内園子 お仕置き名刺 関口竜平 文化=刷り込まれた価値観を認識するために 北村紗衣 うぬぼれ屋さん、この文章もたぶん自分のことだと思ってるんでしょ? 濵田真里 「女性差別カルチャー」の背景にある、男同士の絆 能川元一 「表自戦士」のフェミニズム・バッシング 河野真太郎 岐路に立つこと 小川たまか ミサンドリスト裁判 隠岐さや香 終わらない革命 山田亜紀子 私たちは屈しない――女性運動に対するSNS上の誹謗中傷 松尾亜紀子 「女性差別カルチャー」を知り、脱するために読みたい5冊 宮川真紀 どこから、どうやって人は変わるのか 山口智美 メディア抗議と「フェミだんまり」批判 越智博美 「不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」——ホモソーシャル共同体入会への符牒 松永典子 性差別のない文化の夢を見る 渚 一介の映画好きにできる二、三の事柄(あるいはもっと?)。  清水晶子 無題

  • 新刊『さよなら、お母さん 墓守娘が決断する時』信田さよ子 著

    ¥902

    母であることからの卒業、娘として母から卒業すること。 臨床歴50年の第一人者が「母娘問題」の具体的な解決法を探る。 子どもを産んだからといって、死ぬまで母である必要はない。 夫婦が離婚によって解散するように、ある時、母からも卒業できればいい。 これは難題で、一筋縄でいかないことも確かだ。 娘にはもちろん、変わろうとする母親のためにも処方箋をしめす。 文庫化にともない、「加害者」という観点から問題を見つめる新章、 「『DV加害者プログラム』をとおして、多方面から加害者について考える」。 さらに、 著者と同じく臨床心理士・公認心理師である山崎孝明氏による解説「宣伝と愛」を追加。 ロングセラー『母が重くてたまらない』の反響から生まれた、 難問解決のための実践バイブル。

  • 新本『ぼそぼそ声のフェミニズム』栗田隆子 著

    ¥1,980

    SOLD OUT

    活・婚活、非正規雇用、貧困、ハラスメント、#MeToo…… 現在の社会が見ないようにしてきた問題を、さらには、それと闘うはずのフェミニズム理論や社会運動からすらこぼれ落ちてきたものを拾い集めて、つぶやき続ける――〈私〉が、そして〈あなた〉が「なかったこと」にされないために。 「弱さ」と共にある、これからのフェミニズムのかたち。

  • 『母性という神話』E・バダンテール 著 鈴木晶 訳

    ¥1,500

    SOLD OUT

    いわゆる「母性愛」は本能などではなく、母親と子どもの日常的なふれあいの中で育まれる愛情である。それを「本能」とするのは、父権社会のイデオロギーであり、近代が作り出した幻想である…。母性本能の神話性を18世紀以来の育児事情の変遷により論証し、母と子の関係や女性の在り方について再考をうながした問題提起の書。1980年、フランスで出版されるや多くの反響や批判とともに大論議をよんだフェミニズム歴史学の金字塔。 1991年5月 初版

  • ZINE『海外移住という“抵抗” vol.0』石田光 著

    ¥880

    SOLD OUT

    日本人の海外移住者数が増えており、2023年には海外永住者が57万人を超え、その数は増え続けています。男女比は女性が約62%と多いです。海外に興味を持つ人々、特に女性が増えていますが、必ずしも全員が海外に移住できるわけではありませんし、移住がその人にとっての正解かどうかもわかりません。行く先も地獄かもしれません。同じ地獄なら、いや同じ地獄だからこそ、せめて自分の意思で選びたいと思ってしまうのです。 なぜ自分が海外に出ていかなければいけないのかと思いつつ、日本の現状に対する意思表示(抵抗)として海外に移住することを選んだ著者が、海外に行っても日本と繋がっていたい、海外にいながら自分にできることは何か?を日記・短歌・エッセイで模索するzineです。

  • 新本『地獄の反逆者 松村喬子遊廓関係作品集』

    ¥2,530

    SOLD OUT

    名古屋中村遊廓から逃走、無産婦人活動家となった松村喬子が残した、遊廓脱出群像劇。 「私も、つい、この頃おもいついたのだけれど、実際、こうして働いていても、いくら一生懸命になっても、少しも借金が減らないで残ったものはかるたさんや、羽衣さんのように、病気位しかない、それはどうしてだろうかと云う事をハッキリみとめた事があるのよ(中略) そして、おしまいに、悪い病気で死んで了うか、目がつぶれてしかたなく帰すというのですもの散々儲けておいて、そのあげく死体になってからか片輪で使い道がなくなって帰される時でも、親の方に少しでも、何かが取れる見込があれば、月々くずしで借金を入れさせたり、差押えをやったりすると云うのではありませんか、皆な考えましょう、少しは強くなって下さい」 想像絶する戦前の遊廓における収奪の有り様と、そこに生きる女性たちの活き活きとした言葉と思いが、当事者によって描かれる「地獄の反逆者」。 また、作品からは公娼制度の廃止という世論が高まる1926年の遊廓を「内側」から描いた貴重な証言でもある。 戦前の娼妓自身が自らの生活について綴った文章は極めて限られている。 現在公刊され確認できる森光子の著作群(『吉原花魁日記―光明に芽ぐむ日』、『春駒日記―吉原花魁の日々』)につづく稀有な作品が、読みやすい形で、2万字に及ぶ詳細な伝記的解説を添えて初公刊。  書籍概要

  • 新刊『ポピュリズムの仕掛人 SNSで選挙はどのように操られているか』ジュリアーノ・ダ・エンポリ 著 林昌宏 訳

    ¥2,420

    SOLD OUT

    ドナルド・トランプ大統領がぶち壊してゆく世界は、極論に満ちている。失言、論争、派手なパフォーマンスが繰り広げられ、祭りのような雰囲気が醸成されてゆく。それは、「ネットフリックスのような」政治だ。 本書には、SNSを駆使した選挙で勝利をおさめる「混沌の技師」たち(ジャンロベルト・カサレッジオ、ドミニク・カミングス、スティーブ・バノン、マイロ・ヤノプルス、アーサー・フィンケルスタイン)が次々と登場する。彼らこそが、陰謀論をつむぎ、中道を切り崩し、社会の分断を加速させ、極端な政治思想をつなぎ合わせている「ポピュリズムの仕掛人」だ。 怒りの感情をアルゴリズムで煽り、民主主義をカオスにおとしいれる人びと。その起源から戦略までが、恐いほどわかる。著者は、SNSという装置によって大衆が煽動される世界に、民主主義のカオスを見極める「量子政治学」を唱える。 あなたの投票を左右させたのは誰だ? 世界各国で選挙のたびにベストセラー! ポピュリズム政治の「舞台裏」を解明したガイドブック。板橋拓己さん(東京大学教授)推薦。

  • 新刊『評伝 森崎和江 女とはなにかを問いつづけて』堀和恵 著

    ¥2,200

    SOLD OUT

    近代に分断された人間を乗り越え、“原郷”を求めつづけた生涯 今、再評価の気運を迎えている森崎和江(1927-2022)。 植民地下朝鮮に生まれた「原罪」を問い続け、炭坑の奥深くで人間と対峙した『まっくら』や、体を売る女を描いた『からゆきさん』を書き、産む女/産まない女にともに寄り添った。 ウーマン・リブやフェミニズム等の運動でなく、「男と分断された女」ではない“女”を問い、晩年は地球と人間を問い続けた生涯をたどる。 目次 はじめに 第一章 地の底へ  朝鮮から日本へ/『まっくら』/谷川との別れ 第二章 海の果てへ  海のむこう/『からゆきさん』/『第三の性』をめぐって 第三章 いのちへの旅  野添憲治との対話/北へ――海の民をたずねて/いのちへ 終章 おわりに 参考文献/森崎和江略年譜

  • 新刊『どうして「体育嫌い」なんだろう ジェンダー・セクシュアリティの視点が照らす体育の未来』井谷惠子・井谷聡子・関めぐみ・三上純 著

    ¥2,420

    SOLD OUT

    「体育嫌い」はあなたのせいじゃない! 体育の目的は「うまくなること」? 「スポーツとLGBTQ+」はオリンピックだけの問題? それってほんとに「当たり前」?? 「体育嫌い」当事者の声を丁寧に聴き、「体育の当たり前」をジェンダー・セクシュアリティの視点から問い直すことで、誰ひとり置き去りにしない体育の姿が見えてくる。 目次 はじめに Ⅰ 「体育嫌い」とは何か 序章 なぜ、ジェンダー・セクシュアリティの視点から考えるのか 「体育嫌い」は沈黙している/体育が子どもに与えるインパクト/語り始めた「体育嫌い」たち/「体育嫌い」はしかたない?/なぜ「体育嫌い」を取り上げるのか/「体育の当たり前」を問い直すためのジェンダー・セクシュアリティの視点/「体育嫌い」の研究とは何か/「体育嫌い」は個人の問題ではない 1章 「体育嫌い」の現実 「体育嫌い」の本音と「変わっていない体育」/「体育嫌い」はこんなに多い/体育もスポーツも嫌い? 体育・運動・スポーツとは/女性に「体育嫌い」が多いのはしかたがない?/「体育嫌い」は本人のせい? うまくするだけでは解決しない 2章 そもそも「体育」とは何か 体育科教育がめざしているもの:体育≠競技スポーツ/生涯スポーツと体育/競技スポーツの成り立ち——ジェンダー・セクシュアリティの視点から/国際的にみた教育の動向・体育の動向/カリキュラムの多層性からみた体育の矛盾/体育科教育と多様性 Ⅱ 「体育嫌い」の声に耳を澄ませる 3章 女性の「体育嫌い」が多い理由 大学生たちに過去の体育経験を振り返ってもらう/個人の体育経験を詳細に語ってもらう/「体育嫌い」同士で体育経験を語り合ってもらう/生理中でもプールに入るべき?/生理は隠すもの?!女性が克服するもの?!/女性が嫌な視線を受けるのは「当たり前」なの?/誰を基準にした体育なのか問い直す 4章 体育は男らしさの競技場 男性だって体育が嫌い/男はできて当たり前?/「スポーツができる=スクールカースト上位」/「スポーツができる=モテる」のマウントがしんどい/言葉にならない「体育嫌い」/体育を生きのびる「体育嫌い」/よりよい体育のために「体育嫌い」を肯定する 5章 男女に分けると見えない存在って? 「スポーツとLGBTQ+」はオリンピックだけの問題?/LGBTQ+とは:その意味と社会の前提/LGBTQ+がさらされるリスク:いじめ、不登校、自傷/LGBTQ+の体育経験:アンケートからインタビューへ/体育の「当たり前」を知るために、声を聴く/性別への期待:「女子」あるいは「男子」としての体育/「LGBTQ+はいないこと」が体育の前提/本当に「すべての人」のための体育にするために 6章 みんなつらいのは、どうして? どんな性のあり方でもつらい経験とは/本来の目的とかけ離れた実践/低いパフォーマンスの見える化と他者の視線/さらされる身体とジェンダー/選択肢のない服装の苦しさ/なぜ種目を選択できないの?/体育教師へのあきらめ/これからの体育に期待すること Ⅲ 「体育嫌い」を生み出すしくみ 7章 競技スポーツの「当たり前」を問い直す フェアネスとメリトクラシー/スポーツにおける性別の「当たり前」/「女性」とは誰のことか/性別二元制とそれを強化するスポーツ/スポーツに見られる異性愛主義と人種主義/スポーツにおける同性愛嫌悪(ホモフォビア)/トランスジェンダーのスポーツ参加と「フェアネス」/勝利至上主義と男女の身体の思い込みの交差点で/過度な「フェアネス」?/スポーツする権利に「資格」はいらない 8章 社会と体育に染み込みすぎた競争 競技スポーツ志向の根強さ/遊びが競技に変わる/小学生の全国大会/体力も競争/そもそも体力って何?/競技推進の後景にあるもの——1%のアスリートと99%の私たち/過剰な競争と疎外 Ⅳ 「誰ひとり置き去りにしない体育」の未来に向けて 9章 「体育嫌い」と共にある実践たち 日本でのオルタナティブな実践/海外でのオルタナティブな実践/包括的性教育   10章 ジェンダー・セクシュアリティの視点から見る、体育のこれから 体育教師のこれから/学校のこれから/スポーツのこれから/体育カリキュラムのこ れから おわりに 著者紹介

  • 新刊『あらがうドラマ 「わたし」とつながる物語』西森路代 著

    ¥1,870

    SOLD OUT

    日本のみならず、香港や台湾、韓国のドラマや映画などといったエンターテイメントについて様々な媒体で執筆する筆者が、日々目まぐるしく変化する価値観や社会のあり方を敏感に捉えた日本のテレビドラマの中から23作品を厳選し、様々な切り口から書き尽くした一冊。

  • 新刊『養生する言葉』岩川ありさ 著

    ¥1,760

    SOLD OUT

    この世界が、あなたにとって、ちょっとでも生きやすくなりますように。 自分自身を優しくいたわる「ヒント」がつまったエッセイ集。 大江健三郎、ハン・ガン、津村記久子、文月悠光、『ブルーロック』、『君と宇宙を歩くために』……文学研究者が出会った、人生に寄り添ってくれる「言葉」と「物語」。 「養生という言葉を私は自分自身の生を養うさまざまな物語とつなげて考えてきた。ちょこんと横に置いて、ヒントとなる物語。自分の感情を教えてくれたり、生きる力をくれるような表現。それらを養生する言葉として捉えてきた。養生する言葉は、生きるための知恵であり、私よりも先に生きてきた人たち、同時代に生きている人たちが重ねてきた、輝くような実践の集積である。」

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カウンセリング〔北白川相談室〕
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京都から卯年の店主二人でお送りする、すこし偏った書店です。Kaninとはデンマーク語で“うさぎ”。

こちらのBASEショップは、卯年、卯月、卯の日の2023年4月15日にオープンしました。

2023年8月5日、京都市左京区の北白川で本とお酒を楽しめる女子のためのブックカフェを始めました!

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