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『エトセトラVOL.11』(特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年)
¥1,540
110年ぶりとなった2017年の性犯罪刑法改正と、 根幹的な変化があった2023年の再改正。 その7年のあいだ、現場を見てきたライターの小川たまかとともに2つの刑法改正をふりかえり、 日本で性暴力とたたかい、改正を成し遂げた当事者、支援者、フェミニストたちの活動を記録に残す。 法曹、ジャーナリズム、研究、医療、性教育、表現、運動…etc.それぞれの場で 社会を変えようとしてきた声を集めた特集号。エッセイ、インタビュー、座談会、読者投稿など。
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新刊『女友達ってむずかしい?』(クレア・コーエン 著 安齋 奈津子 訳)
¥2,178
SOLD OUT
女の友情は"一生モノ"、それとも"ハムより薄い"? 「女性同士の友情」をめぐる俗説を、取材や学術的考察をまじえて解きほぐし、息苦しくない「友だち関係のあり方」を提案する。
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新刊『子どもと女性のくらしと貧困 「支援」のことばを聞きに行く』中塚久美子 著
¥2,200
SOLD OUT
それ、やりたい「支援」になっていませんか? 子どもや女性の貧困に向き合い、当事者に伴走を続けている大阪の2人の女性に焦点をあて、支援や寄り添いの在り方を考える。 「支援」における主人公は、助けてほしいと声を上げた人。 寺内順子さん(シンママ大阪応援団) 大事なのは安心安全。説教はいらない過去は聞いても変わらない。 辻由起子さん(シェアリンク茨木) 「制度を守って人を守らず」ではなく、人を「人」として大切にする。
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新刊『選択的夫婦別姓』(寺原真希子 ・三浦徹也著)
¥748
SOLD OUT
夫婦で姓を同じにすることが、当たり前だと思っていませんか? 女性が名前を変えるのが当たり前だという気持ちがありませんか? 実は、夫婦で姓の統一を強制されるのは、世界中で日本だけなのです。なぜ日本では、こうした古い制度が残っているのでしょうか? 今後の結婚における「名前」の問題、一緒に考えませんか?
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新刊『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書』(飯田育浩著)
¥2,200
SOLD OUT
「夫婦別姓は日本の伝統だから守るべき」。そんな声が聞こえたときに「伝統っていつからなんだろう」という疑問を感じたことはないでしょうか。本書は職業や結婚など12のトピックを古代から現代まで紐解きました。各テーマの歴史的経緯をわかりやすく解説します。
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新刊『テヘランのすてきな女』(金井真紀著)
¥1,980
SOLD OUT
謎めいた国・イランで、女たちの人生を拾い集めた。 女は髪を出してはいけない、肌を見せてはいけない。詩を愛するが、酒はない。謎めいたイスラム教国家に生きる女性たちに、文筆家・イラストレーターの金井真紀が会いに行く。公衆浴場、美容院、はては女子相撲部まで、男子禁制スポットにどかどか潜入! スカーフのかぶり方を監視する風紀警察、国と闘う弁護士、男のフリをしてサッカーをしていた人、移民の子どもに勉強を教える人、命がけの性的マイノリティetc...。ベストセラー『パリのすてきなおじさん』の著者が、テヘランに生きる女たちと、とことんおしゃべり。
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新刊『春を売るひと ――「からゆきさん」から現代まで』(牧野宏美著)
¥2,200
島原半島からの密航。米軍基地の脇で、そして現代の夜の新宿で。彼女たちは何を思い、どう生きて来たのか。「からゆきさん」「パンパン」ー 娼婦、売春。最後の証言者たちの声を追い、120年にわたるその真実の姿と命に迫る。共感を呼ぶまったく新しい女性史の誕生。
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新刊『それ、フェミニズムに聞いてみない?』(タビ・ジャクソン・ジー、フレイヤ・ローズ著、惠愛由訳)
¥2,420
SOLD OUT
現代の女性が直面する日常生活の疑問や課題をフェミニストの視点から掘り下げる、現代版フェミニズム案内書。恋愛や仕事、テクノロジーやメディアの性差別など、幅広いテーマを取り上げ、ベル・フックスからボーヴォワールまで、さまざまなフェミニストの考えを解説。時代とともに変化するフェミニズムの姿を通じて、自分の立場と考え方を見つめなおすための一助となる一冊。
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新刊『男はなぜ孤独死するのか』トーマス・ジョイナー 著 宮家あゆみ 訳
¥2,420
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男性は女性に比べて自殺する率が高い。その一つの要因に、男性が孤独になりやすい性質を持つことがあげられる。では、なぜ男性は孤独に陥るのか? 男性が孤独による死のリスクから逃れるにはどうすればよいのか? 自分の父親を自殺で亡くした経験を持ち、自殺問題についての第一人者が、豊富な臨床データと心理学のエビデンスに基づき、孤独死を避けるための具体的な処方箋を提示する実用書。 孤独を引き起こす3つの要因を自覚せよ! 1.男は対人スキルを学習しないまま大人になる 2.男は自立を重んじプライドが高く、人の手を借りるのが苦手 3.男は家族や友人よりも仕事、地位、お金を優先する →ゆえに孤独死する確率が高くなる。 本書の解決策をいまから実践してみてください!
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新刊『マチズモの人類史 家父長制から「新しい男性性」へ』イヴァン・ジャブロンカ 著 村上良太 訳
¥4,730
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らしさとはつねに、歴史の産物にすぎない。革新的な歴史叙述で知られるフランスの歴史学者が旧石器時代からの歴史をたどりつつ、男性性がいかに構築されてきたかを時代ごとに検証。時代遅れの家父長制に訣別し、あらゆる人びとの自由と平等を説く変革の書。
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新刊『世界ではじめての女性大統領のはなし』ラウン・フリーゲンリング 著 朱位昌併 訳
¥2,090
SOLD OUT
14年連続でジェンダーギャップ指数1位となった北欧アイスランド。世界初の女性大統領を生んだのもこの国だった。自分と社会を信じて行動した彼女の驚くべき人生を描く評伝的絵本。
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新刊『フェミニスト、ゲームやってる』近藤銀河 著
¥1,980
ようこそ、私たちのパーティーへ。 ゲームをつくり、プレイし、プレイし損なう。そのすべてがフェミニズムの実践たりうると教えてくれる。 ──三木那由他(哲学者) 遊び倒したはずのあのゲーム、俺は何も見てなかったのかも、と思い知る→またプレイしたくなる←批評の力! ──宇多丸(RHYMESTER) 「ゲームはフェミニズム的にもホットなメディアになっている」。フェミニストで歴史研究者、パンセクシュアルで車いすユーザーの書き手が、フェミニズム・クィアの視点でビデオゲームを読み解く画期的なエッセイ! 「トラウマを語ったり、現実の世界の問題を考えたり、そうした行為を少しだけ遠く、少しだけコントロールできる状態でやっていく。ゲームのそんな機能に私は助けられてきた。そこでは自分にとってつらい問題を、距離をとりつつ思考することができる。この本も、誰かにとってそんな役割を持つことができたら、そしてそんなゲームを、フェミニズムを広めることができたら、そんなふうに考えながら今、書いている」(「おわりに」より)
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新刊ZINE『28歳、抵抗の自由研究』銀の森 著
¥1,210
SOLD OUT
28歳会社員の著者が、たどり着いたフェミニズムの考えをもとに書いたエッセイを集めた全170ページのZINE。 韓国ドラマやタイドラマ、生理のこと、就活のこと、非婚主義についてなどを考えながら、日々抵抗を続ける生活の記録。
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新本『ジェンダー・トラブル』(ジュディス・バトラー著、竹村和子訳)
¥3,080
権力はいかに言説のかたちをとって身体・精神・欲望を形成するのか。 女と男の弁別が身体の自然に根ざすとする本質論的前提を根底的にくつがえし、セクシュアリティ研究の方向を決定づけたフェミニズム/クィア理論の最重要書。 哲学、人類学、文学理論、精神分析のテクストに折り重なる言説を縦横に扱いつつ、ジュディス・バトラーは、ジェンダー化と本質論/ジェンダー化における本質論の問題を鋭く見すえる。――ガヤトリ・C・スピヴァク バトラーの才気煥発な議論は、まさに可能性に満ちたトラブルを巻き起こし、それによって、ジェンダーの階層秩序や強制的異性愛をささえる規範的虚構が、文字どおり信用するに値しないものであることをあばいていく。――ダナ・ハラウェイ
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新本『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』 アンジェラ・チェン著 羽生有希訳
¥2,750
SOLD OUT
セックスって本当に必要? 交際・結婚していたらセックスするのは当たり前? 「男らしく」あるために、男がセックスを主導しなければというプレッシャー。 恋愛と友情を区別するのはセックスなのか。 同性同士の恋愛ではいつもセックスが中心にされる。 フェミニストはいつだって性的に奔放? 「性的に抑圧されているムスリム女性」「性に関心のない障害者」「おしとやかなアジア人女性」というステレオタイプとアセクシュアルの狭間で葛藤。 恋愛、障害、フェミニズム、男らしさ、アイデンティティ、人種── ロマンティック・アセクシュアルの当事者である著者が、「他者に性的に惹かれない」というアセクシュアルの視点から、私たちの常識を揺さぶる。 著者の経験と100人のインタビューにもとづく唯一無二のルポエッセイ。 (左右社 内容紹介より) 2023年05月19日発売 全448ページ
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新刊『未婚じゃなくて、非婚です』(ホンサムピギョル著、すんみ・小山内園子訳)
¥1,980
結婚しないって言ってたあの子、一人で楽しくやってるって ロイター、ABC、ブルームバーグなど海外メディアで注目! 韓国の「非婚」ムーブメントを代表する話題の2人組YouTuber、初エッセイ ●結婚したくて仕方なかった私はなぜ非婚主義者になったのか ●「二重の手術と矯正が必要」? ルッキズムと脱コルセット ●かつての恋人からの激しい束縛とガスライティング ●毎月10万円以上費やして「自己破壊的な推し活」をしていたアイドルオタク時代 ●フェミニストになってから親友と疎遠になった ●職場にバレた非婚YouTuber活動
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新刊『ひとりみの日本史』大塚ひかり 著
¥1,980
SOLD OUT
日本の歴史を貫く「ひとりみ」の思想—— 結婚は特権階級の営み、実は結婚できない人が大半だった! 卑弥呼から古事記の神々、僧尼、源氏物語の登場人物、大奥の女性権力者など、古代から幕末まで、多様なひとりみたちの「生」と「性」を追う。 「独身」や「結婚」、「家族」の概念を覆す、驚きの日本史!
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新刊『韓国の今を映す、12人の輝く瞬間』イ・ジンスン 著 伊東順子 訳
¥2,420
SOLD OUT
韓国社会の片隅で確かな光を放つ人々の声を通して、韓国社会の今を映しだすインタビュー集
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新刊『性差別の損失 なぜ経済は男性に支配され、女性は排除されるのか』(リンダ スコット著、月谷 真紀訳)
¥3,080
SOLD OUT
男女賃金格差、ジェンダー平等、少子化など、今話題のテーマ、緊急に解決しなければならない問題、それらの本当の原因とは何か。小手先の政策だけを振り回す政治の問題も含めて、根本的に解決したいのなら、その真の原因に対処しなければならないことが明確にわかる。そう、男性には耳が痛いが、片方の性がすべてを牛耳ってきたため、女性が不利な立場に置かれているのだ。既得権も含めて、女性に権利を渡そうとしない男性側の問題が大きく影響している。しかも女性でさえも男性に依存する権利を主張し、これらの問題解決に抵抗さえしているのだ。はたしてフェミニズムはあらゆる女性の価値観を包含できているのだろうか。そして、家父長制のことを甘く見すぎていないだろうか。 本書はこうした問題について世界規模で実地に体験、研究してきた著者により真の原因を明らかにし、それによる巨額の損失が起きている事実をデータを基に突きつける。 ●女性に高等教育を受けさせないことで、世界経済は30兆ドルの損失を被る ●地球上の耕作可能地の80%は男性が所有し、富の独占を行っている ●男女の賃金格差は市場が偶然にもたらしたものではなく、1970年代に子どもを持つ母を家庭に留めようとした保守的な社会政策に起因する(イギリスの平等賃金法など) ●子どもをもうけると平均して10年にわたり収入が40%ダウンする(働くアメリカの母親、母親ペナルティ) ●イギリスには1年間の有給休暇があるが、出産から10年後に40%の減給となる(イギリス) ●長期の産休制度があっても、伝統的に子どもは家庭で育てるものだと考え、子どもを預ける施設を作らないから、それを利用できず、「ヨーロッパの老人ホーム」「子どものいない国」となった(ドイツ) ●育児支援政策があるデンマークとスウェーデンでも、出産から10年後に給料が約21%と27%下がっている(デンマークとスウェーデン) ●なぜ長期の育休は女性に不利益になりかねないか?(昇進させない) ●なぜ男女平等を推進する政策はまったく役に立たないのか? ●「男性の連帯」がいかに根強いか(採用、育成、人事管理、昇進、給与慣行に関して)
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新刊『読書と暴動 〜プッシー・ライオットのアクティビズム入門』ナージャ・トロコンニコワ 著 野中モモ 訳
¥2,860
SOLD OUT
ロシアのプロテスト・アート集団プッシー・ライオットの創設メンバーであるナージャ・トロコンニコワが2018年に刊行した『Read & Riot』の翻訳本です。FIFAワールドカップ決勝戦への乱入や、母国ロシアでプーチン政権批判を示すためのゲリラ・ライブの敢行など、センセーショナルなパフォーマンスで知られるプッシー・ライオットの結成の経緯から獄中生活までを綴りながら、そうした体験のなかから得た“実践的な知”を紹介する生き方の指南書(サバイバル・ガイド)とも言える充実の内容の1冊。
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新刊ZINE『やさしいせかい』関根愛 著
¥1,000
やさしさ、とはなんだろう。 ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。 やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいが ほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇。
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新刊ZINE『ひとりでいく』関根愛 著
¥1,400
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南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米…とさまざまな土地を歩き綴った旅日記エッセイ。 「今ここにあるものた、もうここにはないものが、互いの場所から、互いを思い、支えあって生きる。ひとりでいるときほど、ひとりじゃないと感じる」
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新刊 明日少女隊作品集『We can do it ! アート×フェミニズム×アクティビズム』
¥1,870
SOLD OUT
「第4波フェミニズム」期のまっただなか、2015年に誕生した社会派アートグループ「明日少女隊」。 これまでの作品や活動を網羅するだけでなく、ジェンダー学の基礎知識や時事問題をふんだんに盛り込み、「フェミニスト×アート」を実践的に学べる入門書決定版! 世界中に散らばる約50名の隊員で構成され、ピンクのマスクがトレードマークの匿名アーティスト集団「明日少女隊」。本書は、フェミニズムの旗を掲げ結成した2015年から、2023年の最新作までを収録した初の作品集です。フェミニズムに関わる社会の出来事を年表化しながら、それに応答してきた「明日少女隊」の活動を時系列に追いかけます。 明日少女隊の特徴は、アートとしてフェミニズム問題を表現するだけでなく、実際に社会への強い働きかけを行うところにあります。その活動範囲は広く、性犯罪に関わる刑法の改正、広辞苑のフェミニズムの定義の見直しのほか、「慰安婦」問題やトランスジェンダーの権利問題など多岐にわたります。 本書の特筆すべきポイントは、単に作品集であるだけでなく、女性の参政権獲得に始まるフェミニズムの歴史を解説するなど、フェミニズムの入門書としても使えるように基礎知識をわかりやすく説明しているところです。外部の有識者による寄稿や対談を盛り込み、また会話形式や吹き出しを多用することで、フェミニズムを身近に感じることができる一冊となっています。 フェミニズムは今日盛り上がりをみせていますが、美大などの専門の教育機関でさえ、アートとフェミニズムの両方を学ぶ機会は少ない現状にあります。本書は、こうした状況を打開すべく、フェミズム・アートを一から学びたい方のためにつくられており、それは、「全ての性の平等を願うフェミニズムの思想」を広める明日少女隊の活動そのものといえる書籍となっています。 全156ページ
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新刊『ただ生きるアナキズム』森 元斎著
¥2,860
SOLD OUT
抵抗とは生である――音楽や映画、文学、思想を軽やかに跳躍して挑発的な語り口で国家や資本主義と対峙する戦略を提示し、不断の努力と相互扶助で日々の営みを支え、小さなさざ波から大きな潮目を変えていくための日常にあるアナキズムの可能性を活写する。