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新刊『女性とマンガ 日本・アジア・欧米の自由と規制を切り開く』 大城 房美 編著 長池 一美 編著
¥2,860
2000年代以降、日本のマンガ作品は海外でMANGAという言葉を生み出すほど大きな影響力をもち、各国・各地域で受容されて、独自の文化として読者に親しまれている。 一方で、日本の特に少女マンガは女性をエンパワーメントしながら性や暴力への問題提起を表現に織り込んできたため、規制の不十分さが批判されもしてきた。マンガは、自由に主体性を表現するグローバルな文化として、このまま定着し発展していけるのだろうか。 本書では、萩尾望都への25,000字超のインタビューを筆頭に、自由と規制という切り口を軸にして、SNSのエッセイマンガ、有害図書論争、成人向けマンガなどを検証する。また、香港・マレーシア・シンガポール・フィリピンなどのマンガ家との対話を積み重ね、BLマンガや規制の実態も浮き彫りにする。さらに、アメリカの図書館員やアーティストの貴重な聞き書きも収める。 グローバルな展開をみせるマンガと女性をめぐる主体的な表現の可能性や葛藤を、表現者へのインタビューと研究者の論考から立体的に描き出す。
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新刊『家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか』アンジェラ・サイニー 著 道本美穂 訳
¥2,530
SOLD OUT
《各界から絶賛の声、多数!》 家父長制は普遍でも不変でもない。 歴史のなかに起源のあるものには、必ず終わりがある。 先史時代から現代まで、最新の知見にもとづいた挑戦の書。 ――上野千鶴子氏 (社会学者) 男と女の「当たり前」を疑うことから始まった太古への旅。 あなたの思い込みは根底からくつがえる。 ――斎藤美奈子氏 (文芸評論家) 家父長制といえば、 “行き詰まり”か“解放”かという大きな物語で語られがちだ。 しかし、本書は極論に流されることなく、多様な“抵抗”のありかたを 丹念に見ていく誠実な態度で貫かれている。 ――小川公代氏 (英文学者) 人類史を支配ありきで語るのはもうやめよう。 歴史的想像力としての女性解放。 ――栗原康氏 (政治学者) 《内容紹介》 男はどうして偉そうなのか。 なぜ男性ばかりが社会的地位を独占しているのか。 男が女性を支配する「家父長制」は、人類の始まりから続く不可避なものなのか。 これらの問いに答えるべく、著者は歴史をひもとき、世界各地を訪ねながら、さまざまな家父長制なき社会を掘り下げていく。 丹念な取材によって見えてきたものとは……。 抑圧の真の根源を探りながら、未来の変革と希望へと読者を誘う話題作。
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新本『クィア・アクティビズム はじめて学ぶ〈クィア・スタディーズ〉のために』新ヶ江章友 著
¥1,980
SOLD OUT
「LGBT」「多様性」理解のその先へ―― これからの時代のジェンダー/セクシュアリティを 考えるための新教養、超入門編 女性や性的マイノリティは歴史の中でいかに闘い、どのような困難に直面したのか。想定されていなかった様々な“差異”に出会った時、そこに新たな連帯の可能性の領野が広がる―― あらゆる境界線を疑い、多様な性/生の在り方を問い直す
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新刊『灯台へ』ヴァージニア・ウルフ 著 鴻巣友季子 訳
¥935
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映画化絶対不可能。文学史を永遠に塗り替えた斬新さで、類まれなる愛を描き出した物語。 「いいですとも。あした、晴れるようならね」スコットランドの小島の別荘で、哲学者ラムジー氏の妻は末息子に約束した。少年はあの夢の塔に行けると胸を躍らせる。そして十年の時が過ぎ、第一次大戦を経て一家は母と子二人を失い、再び別荘に集うのだった――。二日間のできごとを綴ることによって愛の力を描き出し、文学史を永遠に塗り替え、女性作家の地歩をも確立したイギリス文学の傑作。
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新刊『差別と資本主義――レイシズム・キャンセルカルチャー・ジェンダー不平等』(トマ・ピケティ、ロール・ミュラ、セシル・アルデュイ、リュディヴィーヌ・バンティニ著)
¥2,970
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人種やジェンダーをめぐる差別・不平等は、グローバル資本主義の構造と深くかかわって、全世界的な社会分断を生んでいる。差別問題に正面から切り込んだトマ・ピケティの論考をはじめ、国際的な識者たちが問題の深淵と解決への道筋を語る、最先端の論集。
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新本『50歳からの性教育』(村瀬幸浩・髙橋怜奈・宋 美玄・太田 啓子・松岡宗嗣・斉藤章佳・田嶋陽子著)
¥935
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人生の折り返し地点でもう一度「性」を学び直す! 暮らしと人間関係をよりよくしたい50代のための「性教育」とは? 第一線で活躍する専門家たちによる性の特別授業、始まります! かつて、学校教育において性教育は忌避され続けてきた。 性教育を受けないまま大人になった50代前後の世代の人たちは、 多様化する現代社会のなかで岐路に立たされている。 古い価値観を引きずったままでは生き残れない時代だ。 加齢や病気などで健康状態の変化が気になる世代こそ、 もう一度性について学び、人生の歓びを味わうことが大切だ。 100歳人生を充実させたい大人のための性教育。
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新刊『わたしたちの世界を変える方法: アクティビズム入門』(中村眞大著)
¥1,793
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身近で体験した疑問や不条理は、どのようにして政治的な問いに変え、どのようにして具体的なアクションができるのだろう? 先輩たちの活動から学ぶ新しい政治活動の手引書。 「それ、おかしくない?」と思ったら……。 社会を変えるため、声をあげることをもっと当たり前にしたい! 平均年齢19歳(執筆時)の著者たちが伝えたいことを知る。 「環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独」 さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト22人による、 同世代や次世代のための、今までにまったくなかった新しい本。 声を上げるのに年齢も性別も国籍も関係ない! まずは小さな一歩から、社会運動を始めよう!
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新刊『なぜ悪人が上に立つのか: 人間社会の不都合な権力構造』(ブライアン・クラース著、柴田裕之訳)
¥2,420
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私たちは「背の高い自信過剰な男性」をトップに据えがち? 政治家が堕落し、職場にサイコパスがはびこる理由を、進化論や人類学、心理学によって読み解き、権力を腐敗させない方策を示す。 誰が権力を握るのか、権力は人をどのように変えてしまうのか? 「権力が現代世界をどのように形作ってきたのかを示す」 ――ピーター・フランコパン(『シルクロード全史』著者) 「ある種の人々やシステムがなぜ腐敗しやすいのかを明らかにする」 ――アダム・グラント(『THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す』著者) 「厳密な科学をわかりやすく説明し、衝撃的な物語を語っている」 ――ロバート・M・サポルスキー(『善と悪の生物学』著者) 悪人は権力を求めるのか? 出世は人を変えてしまうのか? どうしてひどい人間をリーダーに選んでしまうのか? 気鋭の国際政治学者が明らかにする、権力が腐敗する理由とその対策。
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新刊『反中絶の極右たち――なぜ女性の自由に恐怖するのか』(シャン・ノリス著、牟礼晶子訳、菊地夏野解説)
¥2,970
極右の中で白人の滅亡への恐怖は、女性の中絶を阻む意志へと直結している。超富裕層の資金を得てアメリカ政治で主流化し、欧州でも覇権を握りつつあるファシズムの最深部を、気鋭のフェミニスト・ジャーナリストが追う。
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新刊『就職氷河期世代-データで読み解く所得・家族形成・格差』(近藤絢子著)
¥968
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バブル崩壊後、未曾有の就職難が社会問題となった。本書は1993~2004年に高校、大学などを卒業した人々を「就職氷河期世代」と定義し、雇用形態や所得などをデータから明らかにする。不況がこの世代の人生に与えた衝撃は大きい。結婚・出産など家族形成への影響や、男女差、世代内の格差、地域間の移動、高齢化に伴う困窮について検討し、セーフティネットの拡充を提言する。統計から見えるこの世代の実態とは。
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新刊『ルポ 子どもへの性暴力』(朝日新聞取材班 著)
¥2,200
性暴力は、「魂の殺人」とも呼ばれます。子どものころに受けた被害は、心身に深い傷を刻み込み、その後の人生にも大きな影を落とします。本書には、5年以上に及ぶ取材によって集められた、被害当事者、家族や支援者、医師や専門家、連載の読者、さらに加害者まで104人の声が収められています。 ■■■ 早稲田ジャーナリズム大賞「奨励賞」受賞 ■■■ ■■■大反響を呼んだ朝日新聞連載、待望の書籍化■■■
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ZINE『The Hookah Girl』Marguerhte Dabaie 著
¥1,000
著者がアメリカでクリスチャンのパレスチナ人として過ごした子ども時代を描いた、半自伝的グラフィックノベル。 難民家庭で育ったことや、アメリカでパレスチナ人として生きることについての困難さを、美しいイラストと描いています。(全編英語です)
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ZINE『あなたとケーキをシェアするためのいくつかの方法』Moche Le Cendrillon 著
¥1,650
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「他者に性的/恋愛的な惹かれを感じない」アロマンティック/アセクシャル(Aro/Ace)で、あらゆる差別に反対するフェミニストで、ADHDで、ドラァグ・パフォーマーの「Moche Le Cendrillon」による初めてのZINE。間違った偏見を持たれたり、情報にアクセスしにくかったり、クィアコミュニティの中でも透明化されたりしやすいAro/Aceの、多様で複雑な経験について語り、書き残し、"あなた"とシェアするために制作されました。 「もし10年以上受けてきた教育のどこかで、自分を指し示す言葉に出会えていたら、私の経験はどれだけ違っていただろうか。自分の存在が誰かに嘲笑され、努力が足りない怠惰な人間だと判断されたり、未熟だと馬鹿にされることが全くもって不当なものだと、誰かが教えてくれていたらどれだけ楽になっただろうか。何を成し遂げても、パートナーがいないことで自分がまぬけで未熟で魅力がない人間だと思い続けずに済んだのだろうか。自分に好意を寄せてくれた相手に、明らかに納得できるわけもない理由を並べて傷つけることもなかったのだろうか。」(「WHO AM(ARE) I(YOU)?」より)
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ZINE『矛盾してて欺瞞に満ちつつ葛藤とかその他いろいろ抱えながら私は』近由子 著
¥900
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会社員の佐々木はパレスチナ支援スタンディングの場所で不仲な上司と出会ってしまい…!! 商業誌で漫画を発表しながら、個人的に毎週スタンディングを行う著者が、パレスチナ支援のために作った漫画ZINE。 印刷費を除く金額はパレスチナを支援する機関に寄付されます。
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新刊『マイノリティの「つながらない権利」』(雁屋 優 著)
¥2,200
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何らかのマイノリティ属性をもつ人は、生存に必要な情報を得るために当事者コミュニティへのアクセスがほぼ必須であり、コミュニケーション能力によってさまざまな差が生じている。マイノリティがつながることを半ば強いられている状況のなか、マイノリティは"つながらなければならない"のかを、根本から問い直す。 本田秀夫さん(精神科医)、飯野由里子さん(東京大学特任教員)、相羽大輔さん(愛知教育大学准教授)へのインタビューを収録。
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新刊『「“右翼”雑誌」の舞台裏』梶原麻衣子 著
¥1,375
日本一の“右翼”雑誌の内幕を元編集が明かし、右派言論を考察する 現代日本を代表する二大保守雑誌『Hanada』『WiLL』の歴史は2004年、『週刊文春』黄金期の編集長・花田紀凱の『WiLL』創刊によって始まった。第二次安倍政権の有力な「応援団」として存在感を示し、政界にまで影響力を与える異例の雑誌はいかにして作られたのか。そして、順風満帆に見える雑誌の限界はどこにあるのか。創刊直後から13年あまり編集部に所属した元編集者が、自らの体験に基づき舞台裏を明かすとともに、両誌が右派言論に、ひいては日本の言論界に与えた功罪を分析する。 *以下、本書目次より抜粋 はじめに 第1章 「右翼雑誌」はこうして作られる 第2章 ゲリラ部隊は正規軍にはなれない 第3章 「最強のアイドルにして悲劇のヒーロー」 安倍晋三 第4章 ピンからキリまで 「右翼雑誌批判」の虚実 第5章 読者との壮大な井戸端会議 第6章 『Hanada』編集長が考えていること 花田紀凱氏インタビュー おわりに
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新刊『デザインはみんなのもの』Futuress 著 井上麻那巳 訳
¥1,650
SOLD OUT
どうしてデザイン賞の審査員や受賞者は男性ばかりなの?どうして欧米でデザインを学んだことがステータスになるの? スイスを拠点にするグローバルなフェミニスト・コミュニティFuturessが掲載してきた、〈フェミニズム×デザイン〉の視点でデザインの、そして私たちの社会こ当たり前を問い直す5本のエッセイを収録。 トルコ、ノルウェー、アメリカ、インド、パレスチナまで、世界のフェミニストたちから届いた、希望と連帯のストーリー。
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ZINE『セックス・ソバキュリアン』若鮎ひかり 著
¥1,500
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葉山莉子『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を読み終えた私はTinderをインストールした。 交換日記がもたらした18人との邂逅 アラサーOLが食べて、飲んで、仕事して セックスしない半年間の記録
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新刊『私はアセクシュアル――自分らしさを見つけるまでの物語』(レベッカ・バージェス著、上田 勢子訳)
¥2,200
明るく親しみやすいイラストによる著者の自伝的グラフィックノベル。コミックが大好きでセックスには興味のないレベッカが、いじめや強迫神経症に苦しみながらも、セックスに執着する文化を乗り越えて、自分のアセクシュアルというアイデンティティを理解し受け入れていく様子を描く。 ◆目次 1章 自分でないふり 2章 努力してみたけれど 3章 傷つけた人がいる 4章 一生ひとりぼっちでもいいの? 5章 私の恋愛 6章 私はアセクシュアル 解説 「メンタルへルスやセクシュアリティの面で、規範的な文化にハマらない」人の豊かな生(中村香住)
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新刊『フェミニスト・ファイブ 中国フェミニズムのはじまり』レタ・ホング・フィンチャー 著 宮崎真紀 訳
¥3,080
「闘争することが日常だった。もし闘争をやめたら、私が私でなくなってしまう。」 2015年国際女性デー、中国で痴漢反対のステッカーを配布しようとし、逮捕された5人の女性がいた。 まったく無名だった彼女たちは、逮捕・拘束されたことにより世界的な注目を集める。「女権五姉妹(フェミニスト・ファイブ)」の誕生である。 家父長制的権威主義国家としての中国は、性暴力をゆるし、女性たちを「産む機械」に貶め、その自由を奪ってきた。 なぜ独裁者(習近平)は、武器を持たない彼女たちを恐れたのか? 逮捕、拘留、脅迫、検閲、暴力。政府による抑圧が強まるなか、フェミニストはどのように声をあげ、行動したのか。 その声はやがて、政治的表明を避けていた女性たちをも動かしてゆき……。 独裁者も恐れたフェミニストたちの姿を追う。 解説は、現代中国の政治・社会変動、人権問題などを研究する阿古智子氏。 「女権五姉妹」以前・以後の中国フェミニズム運動を概括できる一冊。
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新刊『何処にいようと、りぶりあん 田中美津表現集』(田中美津著)
¥2,750
1983年に刊行されて以来、絶版だった田中美津幻の名著、40年ぶりに復刊! ウーマンリブ運動が初声を上げた宣言「便所からの解放」や、連合赤軍事件の渦中に書かれた「永田洋子はわたしだ」など、女性史で避けて通れない重要論考収載。
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新刊『ないものとされた世代のわたしたち』熊代亨 著
¥1,980
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就職氷河期世代は、50代に。 あのころの思い描いた未来と今は、どこかちがう。 昭和の地域社会、就職氷河期、オタクの変遷、発達障害の台頭、インターネットへの期待と現実、ほんとうにやってきたポストモダン社会……時代の変化のなかで何を体験し、そして、何を見落としていたのか。1975年生まれの精神科医が、半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。 「社会の曲がり角は、その渦中にあって案外気付きにくい。そのことを知るうえで、あの、葬送しようにも葬送しきれない一時代が教えてくれることは多いように思う。」(第2章「ないものとされた世代のわたしたち」より) ▼もくじ はじめに この半世紀であらゆるものが変わった/氷河期世代とは何だったのか/未来は見えにくい/一人の精神科医が見た半世紀の日本/本書の構成 【社会】第1章 途上国の面影のこる地方社会 1975年~ あらゆることがアバウト/ 昭和の大人たち/ 地元共同体はユートピア?/「地元」の不適応者/ 「もうここにいたくない」 【経済】第2章 ないものとされた世代のわたしたち 1980年~ バブル景気なんて本当にあったのか/ 『なんとなく、クリスタル』の予言/「これは何かおかしい」/就活という問題系/一人また一人と力尽きていった/それでも成果主義に熱狂したわたしたち/遅れて発見された氷河期世代/氷河期世代のその後 【オタク】第3章 犯罪者予備軍と呼ばれたオタク 1990年~ オタクとは何であったか/ 「兄貴は自室を他人に見せたがらない」/最先端の消費者としてのオタク、新人類 97 / 「この気持ち悪いオタク!」/「おまいらキター・おれらキター」量産されるオタク オタクとサブカル/マス・マーケットとして発見されたオタク/ 「キモオタ」はどこへいった? 【精神医療】第4章 診断され、支援され、囲われていく人々 2000年~ 「おまえ、何科に進むの?」/ 1999年の精神医療/ 研修医はピーチツリーフィズ依存/廃れていった診断たち/発達障害の台頭 時代が浮かび上がらせた症状/「このまま消えてしまいたい」/わたしとわたしたちの再出発/精神分析からDSMへ/私自身もADHDに当てはまるのではないか/それは社会の優しさか、恐ろしさか/精神医療と時代 【ネット】第5章 インターネットにみた夢と現実 2010年~ デジタルネイティブではないけれど/ 「ファンサイトを見に行こうぜ」/匿名掲示板・テキストサイト、「おれら」の世界 /アンダーグラウンドな空間にあったシェアの夢/いつの間にかビジネスの草刈り場/嫌儲・おぼえていますか/「インターネットが世間になっている!」/こうして世界は「便所の落書き」に囲まれた/あのころの未来にたどりついたけど/わたしたちは愚かなサイボーグになった 【現代思想】第6章 やってきたのは「意識低い」ポストモダンだった 2020年~ ニューアカの登場とオワコンになるまで/「オタクにもインターネットにも当てはまるんじゃないか」/「患者さんの症状はこんなに空間に左右されるのか!」/ 思想家たちの予言は意識が高すぎた/嘘を嘘と見抜けない時代/ほんとうの、大きな物語のおわり/日本の田舎とポストモダン/すべてが寄る辺のない未来に備えて おわりに 主要参考文献
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新刊『わたしたちの中絶』(石原燃・大橋由香子編著)
¥2,970
SOLD OUT
産む・産まない・産めないを、国家や医療、他者が管理しようとするこの世界で、「わたしたち」は自身の経験を語る。日本における中絶の歴史を振り返り、当事者の声と、支援者や研究者、取材者などの立場で様々な中絶を見聞きした人たちの声を収録。
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新本『女の本屋(ウィメンズブックストア)の物語』中西豊子著
¥1,760
SOLD OUT
80年代の京都で日本初の「女性問題」専門書店を立ち上げた中西豊子さんという一人の女性の半生と、その時代を描いた貴重な記録。 まだ「フェミニズム」という言葉も広く知られていなかった時代に、女性のための本を販売するだけでなく、出版したり、イベントを企画したり、困った女性の駆け込み寺になったりと多岐に渡る中西さんの活動はとても興味深く、読んでいるだけでワクワクして、こんな書店がかつて京都にあったんだ…! と感銘を受けました。 烏滸がましいのは重々承知だけど、同じ京都で志を同じくした書店ができたら、こんな素晴らしいことはないのでは…?と、店主©︎とSにとってシスターフッド書店Kaninへの思いを補強してくれた大事な一冊です。 突然お電話して仕入れたい、というKaninに快くご対応くださったドメス出版さん、ありがとうございます!