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新本『あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない』クリステン・R・ゴドシー 著、高橋璃子訳
¥2,090
SOLD OUT
旧東側の女性は西側の女性に比べセックスの満足度が高かった!? 世界的な潮流となっている新たな社会主義の模索で、女性はより幸福に生きられる。時代の閉塞感を打破するパワフルな一冊。 セックスと資本主義になんの関係があるんかいな……と思いますよね? 店主Sも読む前はそう思っていたのですが、大ありでした。 資本主義の社会では、「お金をたくさんもっている」強者が、「お金をもっていない」弱者より圧倒的に力を持ちます。それはセックスにおいてもしかりなのです。そして往々にして、女性は男性より賃金が低い社会的弱者であり、セックスを提供することで生活を保障してもらったりもしている。「夫のことは大嫌いだけど、生活のことを考えると離婚できない」という人、周りにたくさんいませんか……? そういえば小倉千加子さんも「結婚とは『カネ』と『カオ』の交換」って言ってたよ……! この本ではセックスや恋愛に「金」が関係なくなるとどうなるかも書かれていますし、「資本主義しかない、この道しかないのだと政治家たちは繰り返す――しかし、それは嘘です。」ということもしっかり書かれています。店主Sは正直「もうお褥すべり。一生しなくていい」と思っているのですが、そう考えている人にもおすすめの1冊です。 そしていちばん大事なこと=経済的自立! そのためには、男女の賃金格差、正規と非正規の賃金格差、政治がお粗末な故に賃金が上がらないこの社会に異を唱えていかねばなりません!
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新本『女の子たちと公的機関 ロシアのフェミニストが目覚めるとき』 ダリア・セレンコ 著 クセニヤ・チャルィエワ 絵 高柳聡子 訳
¥2,200
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「親愛なる女の子たち、私たちには決死のストライキが必要だよ。 生きていることが耐えがたくなったよ」 プーチン政権下で「国の道具」にされてきた 非正規雇用の〈女の子〉たちが覚醒する。 ウクライナ侵攻前夜に書かれた、フェミニスト誕生小説 ロシアの作家でフェミニスト、反戦活動家であるダリア・セレンコが描く、プーチン政権下の「公的機関」で働く女の子たちの物語。国にとっては安上がりな道具に過ぎないけれど、私たちがいなければこの国は動かないのでは? 国家と社会の歪みを、日々、身体で受け止めていた彼女たちは、ついにその理不尽さに気づき……。 反戦活動による政権からの弾圧を経て、現在出国中の著者による「日本語版のためのまえがき」掲載 (エトセトラブックス 内容紹介より) 2023年2月24日発売 全128ページ(挿絵:カラー)
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新本『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』 イ・ミンギョン著 すんみ/小山内園子訳
¥1,870
いまから学んでも遅くはない。 一日でも早く、あなたと、新しいことばで、話がしたい イ・ラン(ミュージシャン、映像作家) あなたには、自分を守る義務がある。自分を守ることは、口をひらき、声を上げることからはじまる- 2016年にソウル・江南駅で起きた女性刺殺事件をきっかけに、韓国社会で可視化され始めた女性嫌悪、性差別の問題。本書は差別問題を語る時、女性にこれ以上の苦痛や我慢を強いることを防ぐべく企画された日常会話のマニュアル書です。 著者は外国語大学で通訳・翻訳を学ぶ、韓国のフェミニスト。江南駅殺人事件を風化させないために9日間で書き上げ、SNSで仲間を集い、出版社を立ち上げて本書を発行、韓国フェミニズムムーブメントの勢いを表す話題の本です。日本でもジェンダー関連のニュースが絶えないなか、フェミニズムテーマの小説、翻訳書の刊行が続いており、これまでになく女性問題への関心が高まっている今、お隣の国、韓国の状況にもぜひご注目ください。 (タバブックス 内容紹介より) 2018年12月発売 全228ページ
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新本『覚醒せよ、セイレーン』 ニナ・マグロクリン著 小澤身和子訳
¥3,300
メドゥーサ、ダプネ、セイレーン。 神々に蹂躙される女たちが、いま自分の声で語りはじめる。 海神ネプトゥーヌスに襲われ、襲われた罰を受けて人を石にする蛇の髪をまとうメドゥーサ、ユピテルに狙われたことが引き金となっておおぐま座にされたカリスト、愛する夫の死を悲しんで海に身を投げ、カワセミになったアルキュオネ、いなくなってしまった友達を探すために翼を得て歌い、その歌に男たちが引き寄せられるようになってしまったセイレーンたち……。 オイディウスによるラテン語文学の最高峰『変身物語』からこぼれ落ちた女性たちの声をすくいあげ、燃える怒りと深い悲しみ、そして生き延びるための願いをこめて語り直す、注目の短篇集。(左右社 内容紹介より) 刊行日 2023年05月30日 全368ページ
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『村岡花子と赤毛のアンの世界』村岡 恵理編 河出書房新社
¥500
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村岡花子生誕120年記念刊行。『赤毛のアン』の翻訳者として、なじみの深い花子の生涯をたどる一冊。特別対談、梨木香歩×熊井明子。世代を超えて愛されるアンの魅力に迫る。 店主S、はじめて買ってもらった「大人の本」が『赤毛のアン』でした。出会ったその日から虜になり、全シリーズを集め、高校の時は友人を「ダイアナ」と呼び、自分のことを「アン」と呼ばせて文通をしていました(黒歴史が過ぎるぞ……)。 この本は、『赤毛のアン』を日本で世に出した村岡花子さんについてまとめたもの。村岡花子さん自身による文章も多数収められています(ブックレビューで紹介されている『ケティ物語』、大好きです!)。 河出書房新社 2014年発行 第9刷 裏カバーに軽くよれあり(写真2枚目)
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『セックス神話解体新書』小倉千加子著 ちくま文庫
¥300
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こんなに芸のあるフェミニストはいなかった―と、上野千鶴子氏を感嘆させた著者が、巷に流布する数々の性の神話を小気味いいほど見事に次々と打ち砕く。これまでになく根源的なフェミニズム登場、として発売と同時に話題となった処女作、待望の文庫化。著者曰く―「毒は吐ききらねばなりません」。 金曜日の妻たちはどこへ行く? 夫婦間に強姦は成り立つか? など興味深いタイトルがたくさん並んでいてどれもほー! と思わせられるのですが、店主Sが食いつくように読んだのが「性欲は本能か?」。物心ついたころから、食欲・性欲・睡眠欲は誰でも持っているし誰にも止められない、だから女の子は常に気を付けないとあかん、と周囲の大人に言って聞かされましたが、この本を読んで「違うやん!」と思いました。確かに、食べなかったら死ぬし、眠らなくても死にますが、セックスしなくても死にませんよね(少なくとも店主Sは死んでません)。 「性欲が本能じゃない? うっそー?」と思ったみなさんにこそ読んでほしい。目からうろこが1000枚くらい落ちること間違いなしです。 266ページ ちくま文庫 2004年発行 第8刷
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『生きるためのフェミニズム パンとバラと反資本主義』堅田香緒里著
¥1,000
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女性の活躍、ケア労働、路上生活、再開発、生活保護...あらゆる格差、貧困、分断の問題を最新のフェミニズムの視点から読み解き、国内外の事例から日常的で具体的な抵抗の方法を探る。気鋭の社会学者、初の単著。 1日実働7時間(でも多いくらいですが)仕事をすれば、食べるものに困らず、読みたい本を買えて、夏休みとお正月休みがとれ、たまには息抜きで旅行もできて、という社会、パンもバラもがまんしなくていい世界にはならないものなのか……と常々思う店主S。 が、そんな思いとは裏腹に、もっとがんばれ、お金を稼げ、そのためにブランドものを身に付けろとメッセージを方々から受けます。その度に、もう死ぬほどがんばってるよ……お金を稼ぐために睡眠時間削りたくないよ……ブランドものなんて興味ないよ……リーン・インはしんどいやん……でも、やっぱりがんばりが足りないのかな……と意気消沈していました。そんな時、この本と『99%のためのフェミニズム宣言』を読んで、そう、これ! と思ったのです。 「女だからといって、派遣労働者だからといって、仕事や収入を失ったからといって、野宿者だからといって、トランスジェンダーだからといって、殺されてたまるか。誰かの「安全」のために、別の誰かの命や尊厳が犠牲にされるような社会はもうごめんだ」(「はじめに」より) 特別扱いなんてしたくもされたくない。ただひとりの人間として、生き方や志向・思考を尊重してほしい。それは誰もが同じはず、と信じているのですが、どうなのでしょうか。もしかして、そうじゃない人も、いる……? 状態良好 タパ・ブックス 2021年7月発行 初版
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『わたしを生きる知恵 − 80歳のフェミニストカウンセラーからあなたへ』河野貴代美・対談岡野八代 三一書房
¥1,000
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日本のフェミニストカウンセラーの草分け、河野貴代美さんからのメッセージ。 「フェミニストカウンセラーとして長く生きてきた私から、今を生きるあなたへ贈るメッセージです。ゆっくりでいいから、あなた自身を生きなさい」 河野貴代美さんを知ったのは、森瑤子さんの著書を通じてでした。森瑤子さんのセラピストが、河野貴代美さんだったのです。「フェミニズムとは、自分を肯定し自分らしく生きるための生活の知恵・指針のようなものだと私は考えます。フェミニストカウンセリングとは、このようなフェミニズムの視点で女性の心の問題を解きほぐし、気持ちを受け止めて問題を共有し、女性が力を取り戻す過程を支えて、ともに歩む共同作業」だと河野さん。 私自身、足かけ3年カウンセリングに通っていたことがあります。私が受けたのはフェミカンではありませんでしたが、カウンセラーは女性でした。女性としての自分を否定されない、安全だと分かっている場所で、女性としてどう生きづらさを感じているかを吐露できたのは本当にユリイカ! な経験でしたし、そこで気づいたことが生きづらさの軽減にずいぶん役立ちました。お金と時間ができたら、フェミカンもぜひ受けてみたいです。 状態良好 ソフトカバー 全245ページ
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新本『かけがえのない、大したことのない私』田中美津著
¥1,980
日本のフェミニスト、と言えば上野千鶴子さんや田嶋陽子さんを思い浮かべる方が多いと思いますが、70年代初頭のウーマン・リブ運動を牽引した田中美津さん抜きでフェミニズムは語れません。 この本では田中美津さんの講演や対談を多数収録。90年代、ウーマン・リブとフェミニズムとの間に断裂があったらしいことも読み取れます。たとえば「フェミニズムだと本いっぱい読まないとだめですよね」という編集者に向かって「よく読むね。女性解放って『最初にお勉強ありき』じゃないと思うのよ」と田中さんが言っていて、店主S、ひそかにドキーン……。書物から知識を得るばかりではなく、田中さんのように自分の言葉で自分の体験や思いを語ることも大切なのかも、と思わされました。だって、悔しい思い、いっぱいしていますからね……。 帯に破れ、カバーに汚れあり 全358ページ インパクト出版会
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『足をどかしてくれませんか。——メディアは女たちの声を届けているか』林 香里 編著 亜紀書房
¥1,000
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男性中心に作られるジャーナリズムの「ふつう」は社会の実像とズレている。メディアが世界を映す鏡なら、女性の「ふつう」も、マイノリティの「ふつう」も映してほしい。女たちが考える〈みんな〉のためのジャーナリズム。(亜紀書房の本紹介より) 「政策をつくるのは政府、風土をつくるのはメディア」という言葉が突き刺さる。メディアの端っこのはしくれにいる店主S、心せねばと思っています。そして田中東子さんのお話には「分かる! 私もだった!」と共感しかありませんでした。 林 香里 編著 亜紀書房 全320ページ
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『エトセトラ』創刊号 田房永子責任編集 エトセトラブックス
¥500
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毎号、新しい編集長がいちばん伝えたいテーマを特集するフェミマガジン『エトセトラ』の創刊号。母・親との問題を世に問い続ける漫画家、田房永子さんが編集長となり、瀧波ユカリ、北原みのり、小川たまかなど、作家や漫画家、書店店長、成人誌の作り手からの寄稿のほか、一般投稿による賛否激論フォーラム、各社コンビニへのアンケートを収録。 中学の時、男子が学校にエロ本を持ち込んで、これ見よがしに机の上に置いてぎゃーぎゃー言っているのが本当に嫌で、家でこっそり見ろや! と店主Sは思っていました。創刊にあたって下北沢の書店「B&B」で行われたトークイベントレポートも面白いのでぜひ。 https://etcbooks.co.jp/news_magazine/%E3%82%A8%E3%83%88%E3%82%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-4/ 表紙に折れあり 田房永子責任編集 エトセトラブックス 全96ページ
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『日本のフェミニズム 性の戦い編』 北原みのり責任編集 河出書房新社
¥700
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廃娼運動や売春防止法、性の自己決定をめぐる80年代の戦い、刑法犯罪規定など、フェミニズムの歴史を原点からわかりやすく解説したガイドブック。 さまざまな書き手が、エッセイや対談でフェミニズムについて解説しているので読みやすく、頭にすっと入ってきます。そしてもちろん、人間ですからフェミニストも一枚岩ではない。いろいろ葛藤もあったり反発しあったり、ということもあるのです。 「普通に選挙に行きたい、運転したい、銀行でローンを組みたい、役所で意地悪されたくない、タクシーで説教されたら怒りたい、好みや主観を述べたい」と笙野頼子さん。その通りです! 北原みのり責任編集 河出書房新社 全136ページ
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『エトセトラ VOL.2』 山内 マリコ ・柚木 麻子責任編集 エトセトラブックス
¥700
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「日本でいちばん有名なフェミニスト」田嶋陽子の特集号。 子どもの頃、TVタックルに田嶋陽子さんが出ると父が「うるさいおばはんや」と言っていた。小学生だった私は「うるさいおばはんはあかんのか…」と思ったのたが、そんなことはない、と今は断言できる。テレビにはうるさいおっさんもいっぱい出ているではないか。なぜおばはんだけが、自分の意見を表明すると批判されるのか? そして田嶋陽子さんの言っていること、非常にまっとうです。
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『いちばんここに似合う人』 ミランダ・ジュライ著 岸本佐知子訳 新潮社
¥800
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2005年にカンヌでカメラ・ドールを受賞した著者が2007年に発表した初の短編集。 普段なかったことにしている感情をまざまざと描いているので目を背けたくなるのに、読みながら妙に心が落ち着いていく。 自分を締めつける固定概念を解いてくれる物語たちです。 作品や生活で体現していく、ミランダ・ジュライのフェミニストとしてのあり方も好きです。教えてくれた友人でありKaninのロゴも作ってくれたMitsukiちゃんに感謝。(店主©︎) 新潮クレスト・ブックス 全282ページ
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『夏物語』 川上未映子著 文芸春秋
¥600
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精子提供による出産をテーマに「産むこと」「生まれること」の意味を問いかける長編。自由とは何か、女性の身体とは何かを考えさせられつつも、単純に「はぁ、面白かった…」とため息が出る読後感です。 全545ページ
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『夜と霧 新版』 Y・E・フランクル著 池田香代子訳 みすず書房
¥800
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原題「心理学者、強制収容所を体験する」。後半の「苦しみ尽くすことの意味」という問いへ畳み掛ける答えが圧巻です。 極限状態に置かれた時に、自分が「まともな人間」として行動できるかどうか、まったく自信がない。たぶんいつか試される時が来るので、この本を読んでいたことが糧となりますようにと個人的には思っています。 全169ページ
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『シャドウ・ワーク 生活のあり方を問う』 I・イリイチ著 玉野井芳郎/栗原彬訳 岩波書店
¥1,800
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産業文明により、家事などの人間の本来的な生活や喜びであるはずの活動が、賃金労働の影に追いやられてしまった社会を批判したイリイチの代表的な書のひとつ。 店主©︎が「シャドウ・ワーク」という言葉を初めて知ったのは、実は小沢健二のアルバム「Ecology of Everyday Life 毎日の環境学」の収録曲「SHADOW WORK 陰にある仕事」から。それからだいぶ経ってこの本を読み、システムを維持するための誰かの賃労働に不可欠な、誰かの支払われないケア労働の存在を明らかにしたイリイチの思想に触れることができました。 誰かが「影」になることなく、自分の手で自由に生活を営んでいける社会を求めることは壮大な夢なんでしょうか。理想主義と言われても、考えることはやめないようにしようと思わせてくれる本です。 同時代ライブラリー版 カバーに若干の汚れあり。 1990年刊。 全327ページ
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『レボリューショナリー・ロード』 リチャード・イエーツ著 村松潔訳 ヴィレッジブックス
¥300
「夫が外で働き、妻が家を守る」のがあるべき姿とされていた1950年代のアメリカを舞台に、夫婦の危うさとその崩壊を徹底したリアリズムで描いた名作。 「家族の終わりに」という邦題で和訳されていましたが、2008年に映画が原題で公開されたことで新たに文庫化したようです。店主©︎はこの映画を当時の夫と一緒に観、そのあまりに救いようのない夫婦の物語に衝撃を受けました。カップル非推奨の作品でした…。が、その後じっくりと原作を読んだことで、夫婦の役割分担からくる不平等感、自己実現との両立の難しさ、リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて考えるきっかけとなった気がします。 このような小説が当時男性の手で書かれたことが驚きです。 カバーに若干の破れあり。 全469ページ
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『愛するということ』 エーリッヒ・フロム著 鈴木晶訳 紀伊国屋書店
¥800
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原題「The Art of Loving」。Art=芸術というよりは、技術、能力といった感じの硬派な理論書です。 60年前の大ベストセラーに、今の時代に合った改訳を施した新装版。 全209ページ
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『ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集』 チョ・ナムジュほか著 斎藤真理子訳 白水社
¥500
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韓国で定評のある7名の若手女性作家が「フェミニズム」をテーマに書き下ろした短編集。 me too運動の火付け役ともなったベストセラー「82年生まれ、キム・ジヨン」の著者による表題作のほか、家族を描いたものから、サスペンス、ファンタジー、さらにはSFとバラエティに富んだフェミニズム小説が読める。今の韓国文学の面白さと作家たちが模索する「フェミニズムとは?」が詰め込まれた一冊。 どの作品も好きですが、キム・ソンジュン「火星の子」は、宇宙を舞台にした妊娠中のクローン人間と幽霊犬とロボットという異種間の奇妙なシスターフッド物語で、しんと心にしみ入ります。©︎ 全256ページ
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『すべての月、すべての年』ルシア・ベルリン著/岸本 佐知子訳 講談社
¥1,000
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『掃除婦のための手引書』がベストセラーとなった亡き作家、ルシア・ベルリンの短編集第2弾。お涙ちょうだいを狙った話はひとつもないのに、読んでいると切なくなる秀作多数。店主Sのおすすめは、表題作『すべての月、すべての年』と、『ブルーボネット』。人生はビタースイート、を地でいくお話。 カバーによれ、すれあり ルシア・ベルリン著/岸本 佐知子訳 講談社 376ページ
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新刊『魅力あふれるうるわし古都 奈良へ』京極祥江 著 イカロス出版
¥1,870
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店主Sの著書。2023年3月10日発売(新刊)。 2018年夏から2022年4月まで、奈良県の三郷町に住んでいました。その間訪れたとっておきのお店やみどころを紹介。ならまちだけでなく、王寺・三郷・斑鳩、今井町、月ヶ瀬や吉野山、宇陀も紹介しています。はずれなし、奈良のガイドブック決定版(と自負)。 とくにおすすすめのお店を書いたメモをおつけしてお送りします。 京極祥江 著 イカロス出版 144ページ
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新刊『エアライン制服図鑑1951-2023 日本と世界のエアライン制服ヒストリー』京極祥江 著 イカロス出版
¥3,850
店主Sの著書。2023年2月25日発売(新刊)。 日本のエアライン、世界のエアライン、のべ80社のエアライン制服の変遷をたどる本。エアラインの制服がどんな意図で作られているのか、なぜ有名デザイナーにデザインを依頼するのか、時代による変遷は? などエアライン制服のすべてが分かる。 また制服の歴史は、労働者が権利を主張し獲得していった歴史でもある。「容姿端麗な女性」が着ることが当たり前だった時代から、LGBTQ+を反映する制服に変わるまでの変遷にもぜひ注目を。 制服の正面のデザインだけでなく、後ろ姿も掲載。制服や服飾関係者、イラスト制作者の永久保存版資料となるように内容を構成。 前版が出たのは25年前。これを逃すと、たぶん25年間手に入りません……。刷部数も少ないので、在庫あるうちにぜひ! 京極祥江著 イカロス出版 242ページ
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『源氏に愛された女たち』瀬戸内寂聴著 講談社
¥400
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店主ⒸとSとのシスターフッドのきっかけになった思い出の本。源氏物語に登場する女君たちについて、瀬戸内寂聴が対談形式で解説する。対談相手は、なんと一般人※。「私は花散里が好きなんです」という一般人に対して、「幸せだったかもしれませんが、私は好きじゃありません」と斬る寂聴先生、面白すぎます。 ※蛇足です。その昔は、一般人が本や雑誌、テレビに登場することも多々あったのだ…と思い出に浸る店主S。そういえば『地球ZIG ZAG』というテレビ番組もあった。大学生になったら私も応募する! と思っていたのに、大学生になる前に番組は終了したのであった……。 カバーに汚れあり 講談社 全286ページ